今日は私の検査で病院に来ています。
診察まで時間があくので、いつものファミレスに籠城しています。
今朝、検査室へ向かう廊下で、小さな赤ちゃんを見かけて、
ふと思い出したことがありました。
みい坊は1057グラムの、極低出生体重児で生まれました。
まだ直接母乳を飲めないみい坊の為に、
私はせっせと搾乳し冷凍し、
NICUに届けていました。
母乳は、みい坊の鼻から細い管を入れて、そこから胃に流し込まれていきました。
初めてその様子を目にした時は、
とても感動しました。
当時の私は、かなり危ない状態の腎臓を抱えていたのと、
そのせいでみい坊を早くに取り出さなければならなかったことで、
罪悪感や劣等感に支配され、
精神的にかなり不安定な状態でした。
だから、
私の母乳がみい坊の体内に入っていく様子を見ながら、
私の母乳が栄養になるんだ
私もママなんだ
私にもできることがあったんだ
と、嬉しくなったのです。
私は、
みいちゃん
ママのおっぱいだよ
そう声をかけました。
でも、
その時、
看護師さんが私に、
今は母乳だけだと栄養が足りないので、栄養剤を混ぜてます。
と言いました。
その時の私の気持ちは、
どんな言葉で、どんな表現で、言い表せばいいのか、
ちょっと難しいのですが、
恐らく、
屈辱
が、1番近いと思います。
たった今、私は母親としての自信をほんの少しだけ持てたばかりだったのに、
一瞬にして、
あなたはダメです
あなたの母乳じゃ育ちません
そう言われたような感覚に陥りました。
もちろん看護師さんにそんなつもりはないことはわかっていましたし、
小さく生まれた赤ちゃんには必要なことだということも理解はしましたが、
それほどまでに、
私はいっぱいいっぱいだったんだと思います。
何故、今日こんな話を書いているのか、
自分でもよくわかりませんが、
思い出したので。
さ、そんなわけで、
時を経てすっかり大きく逞しく成長した我らがみい坊。
気付いたら、
ピアノの発表会まで1ヶ月を切りました。
昨日ピアノの先生から電話がかかってきました。
発表会本番までの課題は、
音の粒をしっかり
はっきりと弾く
ということでした。
タンタンタン、と、しっかり弾くべきところを、
タラララン、と、適当に流して弾いてるところがあるので、
そこを気をつけていかないといけないようです。
敢えてペダルなしで弾いたり、ゆっくり弾いたりして、しっかりと弾く感覚を意識して下さいとのことでした。
確かに、この右手、しっかり弾けてないな・・
今月は、また月末にテストがあるのでなかなか大変ですが、
ピアノもちょっと本腰入れないと・・
いつだって頑張るのはみい坊だけど、
そばで支える私の役割だって大切なはず。
母乳に栄養剤、の時代には持てなかった自信が、
今はきちんと持てています。
