レギュラーでお仕事をいただいている版元さんの担当編集さんから


「あの……石油の高騰で紙の値段が上がったんです」


「はい」


「つきましては社内一律で、みなさんに5%ダウンか。消費税抜きの金額を消費税込みでお願い

しているんです」


「はあ。そうなんですか?」


ぎょええエッとか、ぶひぃいいとか、ぐわあしッとか楳図ナイズに叫びたいとこだったが。

相手は30代の女性編集者。

ねえさんも過去変臭、いや編集者として月刊誌をつくっていたことがある。

わたしの時代はまだ景気もよくて。

その雑誌は7~8万部は出ていた。

エロ規制ものどかなもんだったよ。


原稿料は上げても下がることはなかったなあ。

苦しい編集さんの心情が痛い。

納得はしないが了承しやした。


「1年後の景気回復を見て、またご相談させていただきます」


こんな裏ライター家業のおばはんをいぢめてどおする。

がっぽり稼いでいるヤツから値下げ断行してほしいものである。