んなわけで、新年会である。
場所は友人rupiaさまがディレクション、及びプランニングをした
ダイニングバー風の、お好み焼きや・神泉駅徒歩1分の『いにしな』である。
各テーブルには大きな石のタイルが敷き詰められ、カウンターのなかの鉄板で焼いたお好み焼きが、鉄鍋に入って出てくる。
鉄鍋が石のタイルに置かれ、アツアツのまんま、じゅうじゅう言っているところを食すわけだ。
下町風情を感じる食材を、逆転の発想で提供する、おしゃれにお好み焼きを食したい、大人のバーである。
またここは豊富に焼酎を取りそろえている。

が、が、しかし。
怒濤の新年会は、本当に女の深淵を見るかのようだった。
CとSは焼酎には目がないというので、ここを選んだ。
そして焼酎の一升瓶を入れたところから、地獄は始まっていたのかも知れない。
酔いもいい感じで回ってきたとき、CとSのソリが合わないのでは……と一抹の不安を覚え、席替えを試みた。

新入社員T(22)・友人C(38)

(テーブルを挟み)

経理担当S(35)とねーさん(1027)

という並び。
気が付くと、CがTにチューの嵐を浴びせている。
Cは気を遣ってくれたのだと思うが、チューしながら

「あおりちゃんについて行けば大丈夫だから……」

を連発。
熱いべーゼ(死語)つきじゃ、リアリティーゼロだろ(爆)
するとさっきまで弾丸のようにトークしていたSが急に静かになった。
ふと見ると寝ている。
わたしの膝あたりにもたれかかる姿勢だ。

おいおい、爆睡か!

と自分の太股を見た瞬間、わたしは叫んだ!

「すいません。お会計お願いしますぅ! あとタクシー呼んでください」

Sが姿を変えたお好み焼きを口からはき出していたのだ。
しかも、ねーさんの膝だっ!

うえ、もう一回焼いちゃう??……状態だ。

わたしは席を立つ。
するとSはカエルのように後ろにひっくり返った。
スタッフのご協力で、Sを表に出す。
彼女は全然起きる気配がない。
まだ11時くらいだったが、Tだけ返して、爆睡寝ゲロンSと意外と平気そうなCとともにタクシーに乗り込む……

もちろん、Sの家を知らない。

続きは、怒濤の深淵会・風雲タクシー編で!
待て次号!

rupiaさま>
重ねてすみません。
焼酎の一升瓶は半分くらい残っていたと思うので
召し上がってください
……ねーさんには、しばらく、あそこを訪れる勇気はありません(嗚咽)