ーカナダ移民体験Ⅱー

 

先生と保護者が対面する懇談会に初めて出席しました。

日本では、担任の先生とお話しするのが一般的ですが、カナダには「担任の先生」というシステムがありません。
そのため、どのように行われるのか、私は興味津々でした。

 

 

懇談会は指定された1日のみで、話をしたい教科の先生方との面会時間をネットで予約します。

しかも懇談会はたったの15分程度。
私たちの場合、指定された日が仕事の都合で難しかったため、別の日の放課後や始業前の時間に変更していただきました。

 

4教科すべての先生とメールでアポを取ったのですが、お互いの予定を合わせるのが難しく、少々手惑いました。。
というのも、懇談会以外の日は、先生方も授業が終わるとすぐに帰宅されたいようですし、

若い男性の先生方は「子どものお迎えがあるので遅くまで残れない」とおっしゃるのです。

(あくまでも先生方の予定は尊重して、親は譲歩。)

 

確かに、カナダのデイケアや放課後ルームも時間厳守で大変です。

お迎えが数分でも遅れると、デイケアのスタッフさんに怒られます。


また、カナダでは、ご主人も奥さま同様に子育てに積極的に関わっておられ、

仕事が早く終わったら、ご主人が迎えを担当することも多いようです。

 

 

私たちは、ビジネスを少し早めに閉めて学校へ伺わなければいけませんでした。

 

こちらでは、先生と懇談会をしたいのであれば、受け身ではなく、能動的に動いていかないと、そのまま放置されてしまうようです。
もし自分からアポを取らなければ、「懇談会に出席する意思がない」とみなされてしまうだけなのです。

 

日本とのギャップに驚いたことの一つです。

 

 

長くなりますので、続きは次回にします。