お客さまが教えて下さったイスラム教寺院に興味が湧き、その後HPを見てもっと心が惹かれたため、早速行ってみました。
どなたでも見学できると明記されていました。
イスラム教はちょっと異世界すぎて、今まで足が遠のいていたのですが、
こうやって自由に開放してくださっていると入りやすい!
礼拝堂には長袖、長ズボン(又は長いスカート)で入らないといけません。
また、女性の場合は頭にスカーフを巻かないといけないのですが、礼拝堂入口にもスカーフは置いてあり、貸してくださいます。
とにかく美しい!
色遣いがとても綺麗です!
何を偶像しているのだろう?と、
まず辺りを見渡したのですが、何も偶像らしきものが存在しません。
キリスト教のようなフレスコ画も一切なく、壁には幾何学的模様が施されています。
それはステンドグラスも同様で、それがかえって新鮮に映りました。
もっと《ザ・宗教!》という風に、主張しているものがあちらこちらに置いてあるのかと思いきや、逆に簡素で慎ましやかにさえ感じました。多分、崇拝する偶像や宗教画が置いていないからかもしれません。
居心地が良かったため、少しの間居座ってしまいました。
女性のみ2階に登ることができ、バルコニーから礼拝堂を眺められるのですが、その眺めがこれまた素晴らしく・・・
ちょうどたまたま礼拝の時間にあたり、次々と男性陣が現れ、お祈りを始めました。
前の方で礼拝できるのは、男性のみのように見受けられます。
敷居のような所に立ち、絨毯に膝がつくような位置でひざまずき、頭を垂れお祈りをしていました。
でも偶像は目の前にありません。
司教も存在しません。
何もない空間に一心にお祈りをしていたのです。
あとで調べてみたのですが、
イスラム教は偶像崇拝を禁止しているようです。
アッラーが唯一の神であるため、それ以外は崇めてはいけないと...
神様、仏様を拝み、万物のもの全てに神が宿っていると考える日本と対照的です。
ランチも買え、休憩室で食べることができますが、
売店にも手作りケーキ、輸入されたトルコのお菓子、ちょっとした食料品、雑貨もあります。
ウオータータンクに入った紅茶とデーツは無料で提供して下さっています。
本格的なコーヒー(500円)と紅茶(300円)は、目の前で作ってくれるのですが、
見たこともない器具、道具を使い、面白い淹れ方をしていました。
私の母方の従甥が去年トルコに一人旅行をし、とても気に入ったと言ってましたが、
私もいつかトルコに行けるかな・・・
と、今後のちょっとした楽しみが増えました。