私が好きな本から、心に残った文章を載せます。


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スクリーンに映像を投影すると、スクリーン上には映写機からの光によって像が映し出されます。
それと同じように、この世界、そしてそれを構成する万物は、想念によって投影された像であると言えるのです。

 

そして、万物の背後には、広大な波動が存在していることがわかります。

 

たとえば、月の光が差し込む場所に水を入れた水瓶を置き、それを揺らすと、水面には乱れた月の影が映ります。
しかし揺れがおさまると、その月の影は次第に明瞭になっていきます。

 

 

この水の動揺がおさまり、はっきりとした月影が映る状態は、
心が平穏になったときの状態、さらには心が一層鎮まり、静寂に達したときの状態にたとえることができます。

 

 

さらに深い静寂の境地に至ると、
その鎮まりの中で、完全な「月影」を知覚するようになるのです。