英国リフレの修得後に、先生の薦めもあって、リフレクソロジー協会に入会しました。

 

ただ、私はどうも英国リフレの柔らかタッチの施術を行うのが苦手だったため、

その頃はまだ中国式(台湾式)足ツボを習っていなかったこともあり、

26代目の家元、按摩氏である望月先生の古美道按摩式足裏マッサージを勉強しました。

 

台湾式の強い圧でもなく、英国式のソフトタッチでもない、按摩のようなマッサージを足裏に施す、珍しいタイプの施術法でした。

 

協会の集会に参加した際に、その古美道式按摩足裏のことを会長さんに話したところ、若くて柔軟な彼女はその手法にすごく興味を持ち、「是非皆の前で披露して欲しい。」と言いました。

 

そんなこともあり、あるマッサージのEXPOに協会が参加した際に誘っていただき、

会長さんから許可をもらって、その按摩タイプの足裏マッサージを試してみたのです。(今現在の手法はほぼ台湾式です。)

 

 

すると、私のブースで施術を受けた人達が、他の友人や知人に広めてくれ、受けに来る人の行列ができました。

 

 

 

昔から、日本やアジア諸国では、身体がつらくなるとマッサージを受けにいくという方々が一定数はいらっしゃいます。

私も十代の頃からマッサージを受けに行ってました。

 

足ツボマッサージも、日本ではすでにブームになっていたのですが、

あの当時、カナダではまだまだマッサージを受けるという概念が人々に広まっていませんでした。

 

そのため協会も、リフレクソロジーを広めようと必死になって頑張っていましたが、受けに来る人を見つけるのが一苦労。

 

それでも受けてみると、多くの方が気に入ってくれたのです。

 

 

その後、商売上手の中国人商人がその分野に目を付けたようで、

あの頃から10年以上経った頃には、足裏マッサージやボディマッサージのチェーン店が見事にバンクーバー全域に広まっていました。

 

今ではそこら中に存在し、競合しています。