アパートに移動後、まず英語の語学学校に3ヶ月程通いました。
当時その学校には、ヨーロッパや南アメリカなどの生徒が多く、日本人は私一人、アジア人生徒もほぼ見かけませんでした。

最初の学校で一番最初に仲良くなった、ドイツ人のレジーナ、イタリア人のマリアナ、アルゼンチンの女の子と一緒に行動をしていたのですが、なかでもちょっと年上のレジーナは、私の事を「カイコ(keikoをカイコと読んでいた)、カイコ」と呼びながら、とても可愛がってくれました。



背が175㎝と高く、輝くようなブロンドヘアのレジーナは、街を歩いているとかなり目立つため、いつも注目を浴び、若い男の子達からヒューヒューという口笛をよく浴びせられていました

カナダ人男性もブロンド大好きなんですね~


バンクーバー移民をした叔父さんを持つ彼女は、ドイツ人のコミュニティーにいつも参加していたため、度々、そのドイツ人コミュニティーのパーティーに私も招待してくれました。


郊外にあるコミュニティーメンバーの持ち家で行われたそのパーティーは、広大な敷地内の広い庭で、プロのシェフによる料理が出され、かなり盛大なものでした。
参加者はほぼ全員がドイツ人です。


その時にデジャヴ体験をしています。
居間に入り、他の人達と談話をしている最中、何故かこの風景・情景を、「どこかで見た事ある」と感じたのでした。
 

もちろん初めて行った場所です。

実を言うと、デジャヴ体験はその時1回だけではなく、バンクーバーに着いてから5回くらい起こっています。
 

バスに乗っている時、
道を歩いている時など、
本当に他愛もない日常生活で、「この風景、情景を以前見たことがある。」と感じたのです。


ある日、並木通りを歩いていると、1人のカナダ人のご老人とすれ違いました。


その途端、これもデジャヴだという感覚に襲われ、すれ違った後にその老人の方を振り返りました。


その方も、なぜか同時に私の方を振り返ってたようで、暫くお互いに見つめ合ったのでした。


前世で会ったことありましたっけ?

 

 

 

そして、レジーナがドイツに帰ってしまった後、他のもう少し安い語学学校に変更したのですが、そこの学校はヨーロッパ圏生徒が少なく、今度は台湾、日本人、そして中国人が多く在籍していました。

代理店によって契約している学校というものがあるのかもしれません。

 

そこでは同じ愛知出身の日本人、そして台湾人の子達と仲良くなり、よくつるんで遊んだり、パーティーを開いたりしていました。

 

カナダは色々な国籍の外国人と知り合うことができ、その点とても楽しいです。