リクガメ君を時々公園や海に行き散歩をさせています。
亀ってのろいって聞きましたが、そうですかね?
結構なスピードで歩くリクの後を見失わないように追いかけています。
猫のアンとリクは変わらず元気ですが、少し前、突然アンの粗相が始まりました。
(今は防水カバーを被せおさまっています。)
あまりにも唐突で、訳も分からず、戸惑いました。
色々な人に相談しましたが、結局解決に至るような答えも見つからず、理由さえ分かりませんでした。
仕事に行く前の大忙しの時に粗相を見つけると、そのカバーの全てを洗って干さないといけなく大変なのですが、そんなバタバタした状態を他所に、こちらの様子を観察してくるアン君。
どういうことなのか?
多頭崩壊で家中糞尿だらけの環境で育ったアン君の気持ちは、私には到底理解できないのかもしれません。
トクは相変わらずあざとくて、甘え上手で、いつも私の後をついて回り、
一生懸命に『自分を見て、自分を見て。』とアピールしてきます
もしかして、アンとトクの関係性が上手く築けていないのかもしれない。
私達が家に居ない間、仲が悪いのかもしれない。
なんて考えたりもしました。
でもご飯の時、食に執着心の強い食いしん坊のアンはすぐに飛んできますが、
私の側に常にいるトクなのに、ご飯の時は必ずアンに先に譲っています。
珍しくアンがすぐに来ない時でも、廊下にでて、アンが来るのを待っています。
2つお皿を用意して同じ量の同じご飯を用意しているというのに、アンは両方の皿を半分以上貪ります。
そしてアンが食べ終わったのを見てから、残り物をトクが食べています。
トクに、「一緒に食べないと駄目だよ。譲っていたら自分の分も取られちゃう。人生サバイバルだよ。食べれる時にしっかり食べなさい。 」
と教えても、優雅に構えて残り物を食べるトク。
そして人間に甘えることに関しては、アンがトクにポジションを譲っています。
アン君をマッサージしたりブラッシングすると、『気持ちいい〜』という仕草をしながらも、トクの方をチラチラ見ながら遠慮をしているようです。
いつの間にか両者間でなにか密約が交わされているようです。
ふたりがあまりにも両極端なため、比べることができ、発見することが幾つかあるのですが、
アンはエアコンさえなかった多頭崩壊の環境で育ったため、暑さに強く、エアコンの部屋にずっといることを好みません。
多頭崩壊で可哀想・・・なんて思いますが、
生物学的な観点でみると、生きものは環境に適応できると言われているように、
過酷な環境になれているほど、生命力は強いんだと思わざるを得ません。
何か起きた時に生存できるのは、過酷な環境でサバイバルに勝ち生き残ったアン君のような気がします。
逆にあまりにも過保護すぎると、どんどん弱くなっていくかもしれません。
人間でも同じなのかな?
勉強もいいのですが、サバイバル術を教えるのも必要かも??
これから災害が増えると言われていますから。