多頭飼崩壊でご飯をもらえず紐や発泡スチロールを食べて生き延び、
保護されたアンを引き取って早2ヶ月が経った頃、
ひょんな事でもう一匹、保護猫のトクを迎え入れました。
アンは推定2〜3才、トクは4才です。
トクは完全な家猫で、元飼い主のお父さんから愛情を沢山受けて育ちましたが、
つい最近手術中に急遽され、
奥様が猫アレルギーで飼えないため、施設に預けられました。
愛情をたっぷり受けて育ったトクは、元ご主人の死を受け、
ショックのあまり、
しばらくご飯も水も口にしなくなり、
脱水症状になったそうです。
急速に血液検査の数値も悪化し、点滴を受けていました。
トクとアン、そして私の共通点が幾つかあり、不思議な縁を感じました。
初めての2匹飼いになります。
アンは人間から放置され、ご飯も与えられない環境で逞しく生き延びていましたが、人間に対して未だに不信感が強くあり常に逃げ腰です。
一方トクはたっぷり愛情をもらって育ったためか、人間大好きで最初からものすごく甘えてきます。
甘えっこのトクが可愛いのはもちろんですが、不器用で怖がりで甘え方を知らないAnも可愛くて仕方ありません。
二人とも攻撃的な性格ではありませんが、あまりにも対象的な性格の2匹を一緒にして、
果たして仲良くなるのだろうかと不安ではありますが、
お互い無い部分を補い、お互い刺激を受けてくれるといいな。
