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公式塾長のブログ

学習塾特命係



トータルアルバムの最高点の基準をマーヴィンゲイの『ホワッツゴーイングオン』とすると、キャロルキングのトータルアルバムである『ファンタジー』はイマイチと言える。マーヴィンが「マーシーマーシーミー」に向かって徐々に盛り上げていく過程が珠玉と言える前者に比べ、おそらくキャロルキングのこのアルバムにおける到達点は「コラソン」だと思われる。しかしそこまでの持っていき方が不明瞭であり、一番盛り上がるはずの曲にベクトルが向いていない。では「コラソン」が到達点でなければこのアルバムはどこに向かって進んでいたのか。それも見えてこない。トータルアルバムへの挑戦自体はいいことなのだが、まとまりがなく買った当初に多少がっかりしたのを覚えている。1973年。