『バリー・リンドン』とにかく、撮影。すばらしい。光の描写は言うまでもなく、この映画はひとつひとつのシーン、構図が1枚の絵になっていると言ってもいいほど完璧である。監督が監督だけに当然と言えばそうなのだが、逆を言うと動がない。静をとことんまで、究極まで突き詰めたような作品。キューブリックの動は、もちろん時計じかけのオレンジであり、フルメタル・ジャケットである。