‘交番巡査・甲斐享’ | 公式塾長のブログ

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久々に相棒です。

この話が意味するのは何か。最初ひま課長が、今の若い警察官は刑事になるような出世欲はなく、むしろ交番巡査のような完全定休制の安定した仕事を好む、と言っている。一昔前の美化された根性刑事ドラマはもはや現在に存在しない、とも聞こえる。

それに歯向かうような感じで、かいとというキャラクターがこのドラマには登場する。現代のクールながら熱血な刑事として。ところがどうだろう。自分の信じていたものが、ボロボロに覆されたとしたら。そんなはずはない、そんなことがあってはいけないと思い込んだとしたら。


右京さんが言うことは、冷血な言葉でおよそ情など存在しないが、人としては最低でも刑事としては完璧な言葉である。特捜最前線の神代警視正を思い出すが、刑事というのは、すべての情を捨てなければいけないので本当に辛い仕事だと、ドラマを見ると思う。実際はわからないが。


最後にひとつだけ。犯罪の理由はいたってシンプルである。いろいろな美談を作り出そうとするが、世の中の犯罪の理由は単純である。単純だからこそ犯罪者自身もなぜこうなったのかわからない。そしてその単純さゆえに、かいと君は追い打ちをかけられて愕然としてしまう。若さゆえ。