この回はもちろん竹下景子がメインの話(主旨は違うが)だが、脇に懐かしい滝刑事の桜木健一が‼しかも悪役太ってる!特捜最前線を見ていた者にとっては何ともはがゆいが、もうこの人しゃべり方や落ち着きなさですぐわかりました。
さてこの話の内容は置いといて。ややびっくりしたのは、右京さんが“刑事としての勘”という言葉を使っている。この理論攻めの右京さんが、ある種精神論の“勘”という言葉を使っていることに違和感があった。以前、クリントイーストウッド監督の映画で、長年の勘を大事にする老野球スカウトと、データを大事にする若手スカウトの話があったが、現代のデータ社会では信頼性があるのは後者であろう。長年の勘というのは美談でしかなくなってきている。昔は例えば特捜最前線の船村刑事のように、長年の勘は裏切らないことが通用していたが、現代ではやはり根拠があるデータが実用されている。ある種データを重んじてきた感がある杉下警部が、勘という言葉を使うようになってたので、この人も年をとったなというのがこの回を見た率直な感想である。内容は相変わらずややこしい話なので、それこそちょっとしたことが気になってしまった。。