先日、炊いたキヌアを薄く焼いて食べるっていう記事を見まして。

キヌアをいちばん美味しく食べる方法は、たたみキヌア :: デイリーポータルZ

私もなにか焼いてみたくなったので、こいつをゲットしました。

中華圏でよく見る「蛋捲(エッグロール)」ってチュイール的なものを巻いたお菓子があるんですけど、それを作るためのフライパンです。
日本のAmazonとかでは「ワッフルコーンメーカー」的なかんじで売られています。

 

 

台湾から届いたので、よく洗ってから汚れを焼き切って、油を馴染ませてから使用。

なにを焼こうか考えて、とりあえず最近よく食べてる流行のオートミールを焼いてみることにしました。
腹持ちがいいおやつを目指します。
まずオートミールを電子レンジでかなり固めに炊き、蜂蜜を混ぜました。それとオイルを少し。

中火くらいで両面を2〜3分ずつ焼いて完成。
オートミールの粘りが程よくせんべい状に仕上がっていい感じ。
ただしオートミールの場合そこそこ粒が大きいために、サクサクに仕上げるためにはまあまあ高温で焼く必要があるのですが、甘い生地だと上手に水分が抜ける状態まで調整するのが難しいですね。先に焦げちゃう。
やっぱり正しい使用法の通り、卵と薄力粉メインの生地みたいな軽めのものを焼いたほうが良さそうです。

まずは甘めのものを焼きましたが、塩味にしたらいいおつまみが作れそうです。
よーし次はツマミになるやつ作るぞー。

かなり少なめの水分でオートミールを炊きました。
電子レンジで1分加熱。
粘りがあって混ぜると固まりになるくらいのかんじです。

次は味付けです。
台湾の「鮮味炒手」のチキンスープ(顆粒)と、スパイシーを求めてラッサムパウダー、それと塩少々。
あと余ってるチーズがあったのでそれも適当に入れちゃいました。

 

 

だんだん焼くのもうまくなってきた。
思ったより少し強火で焼いた方が水分がちゃんと飛んで、さっくりと焼けます。

今度はすごくパリッと焼けた。
パリパリでおいしい。おいしいよ!
油分として、チーズがいい働きをしたのかもしれない。

次にえびせんを焼いてみることに。
干しエビをミキサーに…とかやるのが面倒だったので、生地と同じくらいの量の釜茹での桜エビを、電子レンジで固めに炊いたオートミールにそのまま混ぜました。

チーズとか油分とか必要かなーと思いましたが、特になくても大丈夫でした。
意外とちゃんと焼けてなかなか食べ応えのあるえびせんに。
オートミールだからサクサク感はなく、バリッと固いかんじに。
これなら腹持ちのいい、職場で食べるおやつという希望通りです。

これはなかなか幅広く使えそうな予感です。
オートミールはお腹にたまるし、シリアルバーとかよりずっとヘルシーなおやつが作れるなあ。
なにより、オートミールは電子レンジ1分あれば炊けるので、それでもうベースの生地が完成してしまう。
そこから調味料適当に混ぜて焼くだけというスピード感が最高。

もちろんオートミールがベストということもないと思うので、いろいろ考えて焼くと楽しいと思います。
普通に米を潰してせんべいを焼くとか、米粉の生地にしてみるとか、アーモンドと卵白とかの生地も良さそうですよ。

あとこれキャンプに持っていっていろいろパリパリに焼いたらわりと楽しいのではないかしら。
ためしに余った餃子の皮に粉チーズを振って焼いてみましたが、バリバリっとしたおいしいチーズせんべいになりましたよ。
チリソースつけて食べたらたぶんおいしい。
トルティーヤも焼けそうだし。

ちなみに焼きチーズも作れるかなーと思いましたが、スライスチーズ一枚だとまわりからでろでろにあふれ出ました。
まあまあの量のシュレッドチーズなら、調整すればうまくできるかも。

 

追記

海外から届くのはちょっと…とお悩みの方に、同じ系統のやつありましたのでご報告。
こちらはゴーフレットメーカー。エッグロールメーカーに比べると模様の溝がすこし深そうかな?と思いますが、おなじ感じで使えそうです!