本日は、キャンプの朝食に手間なくおいしくフレンチトーストを作る方法について。
キャンプの朝に卵やら牛乳やら合わせて、パンを卵液に浸けて焼いてって、手間も時間もかかってしまいます。正直めんどくさい。洗い物もめんどくさい。
つけ汁を先に合わせて持っていくのは生ものだから衛生的じゃないし、冷凍はできないし、火を通すとプリンみたいに固まってしまうし。
固まってしまう……そうか、むしろ固めてしまえばいいじゃない。
フレンチトーストとプリンって成分的には似たようなもんですよね。
パンのプリンにしちゃえばいいんじゃないかな。
つまり、あらかじめプリン的な液体にパンを浸けたものを真空パックにして、まるごと火を通して、いったんプリンにしてしまえばいいんのではないだろうか。
好きなプリンのレシピを参考にすればいいと思いますが、今回実験した配合はこちら。
パン4枚に浸してちょっと余ったので、余った分はプリン型にいれてプリンにしました。
たまご | 4個 |
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牛乳 | 350ml |
生クリーム | 100ml |
グラニュー糖 | 大さじ3 |
食パン | 4枚 |
パンを卵液にじっくり漬けてから、一枚ずつポリ袋に入れて、空気を抜いて密閉します。
ナイロンポリ袋を使用しましたが、普通の耐熱ポリ袋でも大丈夫でしょう。
プリンのレシピで加熱します。
私は電気圧力鍋で一瞬加圧してすぐ消し、じっくり蒸らすという方法にしました。
75〜78℃くらいでじっくり火を通せばいいので、袋ごと茹でてもいいと思います。
プリンと違ってすが入ることを心配しなくていいので適当で大丈夫。
出してみるとこんなかんじ。
おー、固まっている。プリンだー
完成品を取り出しまして。
フライパンを熱して、バターかギーを溶かします。
(常温で保存できて便利だから、バターじゃなくて缶入りギーを使っています)
じっくりこんがり焼き目をつけたら完成。
表面はカリッと、中はふわっと。
食感はまるでプリンです(ていうかプリンですしね)
食べる時まで保冷は必要ですが、加熱済みだから生焼けの心配はいりません。
持ち運びに便利な缶入りホイップクリームや、カラメルソースやシロップで飾りつければ更に素敵ですね。
これなら現場でやることは、袋から出して焼くだけ。
それから楽しく飾りつけるだけ。
汚れ物も出ないし、パンケーキより簡単なくらいです。子どもさんが多いキャンプでも、手間なく楽しめるのではないでしょうか!