フルーツシロップの作り方は大体同じ。
果物と氷砂糖の重さはだいたい同量、果物と氷砂糖を漬けると発酵しやすいので発酵どめとしてお酒を入れます。
砂糖は好みでなんでもいいですが、氷砂糖が一番溶けやすく(細かい砂糖は底に溜まって溶けにくいです)、クリアな味に仕上がるので私は氷砂糖を使います。
いちごやオレンジなど、もともと甘みが強いフルーツの場合はレモンなどの酸味を追加することでで甘さを調整するとよりおいしくなったりもしますし、クローブやシナモン、アニスなどスパイスがよく合うフルーツもあります。慣れたら好みでいろいろやってみましょう。
容器は果肉があるものはナイロンポリ袋、果汁だけで漬けるものはペットボトルで漬けています。
最近使っているペットボトルは「キリンのやわらか天然水 310ml」のもの。
ちょっと小さめなので使い勝手がいいし、形もいいのでシロップや果実酒の小分けに使っています。普段から出汁を取るときなどにドンドン使って、清潔だからそのまま洗わずに使用しています。フィルムを剥がしてシールを貼れば、なかなかかわいいのでおすすめ。
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いちごシロップ
いちごの甘い香りが素敵な赤いシロップ。
かき氷やパンケーキにかけてもいいし、アイスクリームやマスカルポーネチーズにかけてみてもおしゃれ。水やソーダやアイスティー、白ワインで割って飲み物にもいいですね。
- 水洗いしてヘタを取り、水気をしっかり取ります。
- ナイロンポリ袋に、いちご、いちごの重さと同量の氷砂糖、発酵止めにホワイトリカーかブランデーを適当に入れて閉じます。
- 1日1回ひっくり返して、4日〜1週間くらいで氷砂糖が溶けたらシロップと実を分けます。
- 飲み物として使う場合はそのまま、パンケーキやかき氷などにかけるシロップとして粘度が欲しい場合は好みの濃さになるまで少し煮詰めて完成。
残ったいちご果肉ですが、いちごシロップ少々入れて煮ると意外とちゃんとしたイチゴジャムになります。
ライムシロップ、レモンシロップ
レモンシロップはアイスティーに入れて飲むのが夏の定番。
ソーダで割って飲むのも美味しいです。
輪切りで漬け込むレシピが多いですが、私は最初から果汁を絞ってしまいます。漬け込んだレモンをそのまま食べたい場合はアリだと思いますが、皮を入れなくても正直味や香りにほとんど差は出ませんし、そのまま食べないなら使える果汁の量が減るだけなので。
- スクイーザーなどで果汁を絞ります
- ペットボトルに半分くらいまで果汁を注ぎ、そのあといっぱいになるまで氷砂糖を入れ、ホワイトリカーを少々入れて蓋をします。
- 一日一回振り混ぜて、氷砂糖が溶けたら完成。
ミントシロップ
ライムシロップとミントシロップを作ってあらかじめ合わせておいたら、キャンプに行った時ホワイトラムとソーダを混ぜるだけでモヒートになるのでは…!という動機でこの前作りました。
さすがにフレッシュハーブをそのまま使うのには及びませんが、利便性を考えればなかなか悪くなかったです。
- 小鍋に水とグラニュー糖を入れて煮溶かす。水1:グラニュー糖1〜1.5くらいの割合。
- すっかり砂糖が溶けたら多めのミントの葉を鍋に入れ、しんなりしたら火を止めてそのまま冷まします
- シロップを濾して完成
紅茶シロップ
ミルクで割って飲むと美味しいんです。
アイスクリームにかけたりするなら煮詰めてとろみを出しても良し。
- 小鍋に水とグラニュー糖を入れて煮溶かす。水1:グラニュー糖1〜1.5くらいの割合。
- すっかり砂糖が溶けたら3杯分くらいの紅茶の茶葉を鍋に入れ、少し煮出す
- 冷めるまで置いたらシロップを濾して完成
どのシロップもアイスティーやソーダで割ると爽やかな夏のドリンクになります。
いろんなシロップを組み合わせてみるのも楽しいですよ。