肉類の下ゆで全般に使う方法です。三枚肉、肩ロースなどのかたまり肉、牛スジやタンやトリッパなどのモツ類を下ゆでします。
オーソドックスなやり方と言えばハーブや香味野菜(セロリや人参、ねぎ、生姜など)と煮るわけですが、肉を煮るために野菜を揃えるのも面倒だし、代わりに香味野菜の成分が含まれる野菜スープ(顆粒)で煮ても仕上がりがたいして変わらなかったので、今はこのやり方です。

焼き目が欲しい豚バラなどはあらかじめ表面を焼き付けます。
モツなど脂の強い肉は一度茹でこぼしてから。

  1. 耐熱のポリ袋一枚にひとつずつかたまり肉を入れ、顆粒の野菜スープ小さじ1程度ずつと、つかる程度の水を入れて、空気を抜いてしっかり縛ります。
  2. 鍋肌にポリ袋が当たらないように何かでガードします(うちではBBQグリルマットを丸く切って、切り込みを入れて使ってます)
  3. 湯を張った鍋で30分〜1時間茹でます(肉のサイズによって前後します)。
  4. 肉を取り出します。
  5. スープは袋を閉じたまま冷まして一晩冷蔵庫へ。冷えると油が全部ポリ袋に吸着したまま固まるため、スープのみ分けられます。野菜と肉のダシがきいたスープになっています。

その後
豚三枚肉なら適当に切って、砂糖、醤油、酒や焼酎などと30分程度煮込んで角煮を作ったり。 そのままスライスして、生姜やにんにく、シソ、辛味噌などと一緒に食べたり。
ポトフやシチュー、おでんにも。