受身形
皆さまもご存じ、
日本語には受身形というものがあります。
先日、日本語を勉強している香港人から
難しい質問がありました。
「褒められると褒めてもらえるの違いって何?」
「え!?違いって何だろう…」
即答出来ず、調べてくると伝えました。
※日本語の質問はたまにあるのですが、
本当難解な言語だと思います。
ググってみると…
受身形(〜られる)
授受表現(〜てくれる、てもらう)
と言う文法がしっかりありました。
問題のこの二つの違い、
ざっくり言うと
「感謝の気持ちがあるかないか」の
違いだそうです。
「褒めてくれる」の方が
嬉しいとかありがとう
の意味合いが入ってくるとか。
そう言えば私の愛読書にも
こんなセリフがあったな
↑嬉しい気持ちが入っています
↑受身形否定を使って感謝の気持ちはなし
なるほど〜使い分けられている‼️
言いたい事はハッキリ直接伝える広東語。
受身形なんてまどろっこしい文法は
広東語にはないらしく、
気持ちは声の大きさで変えるとか
気持ちを入れる表現、日本人ならではの
奥ゆかしい文化なんだなぁと実感。
文法使って気持ちを表現するんですね
これは外国の方は理解と使い分け難しいだろうな〜
と思いました。
元々国語が苦手だったので、
日本語の文法について
深く考えずに生きてきた日々。
海外に出てみて日本語面白いな
と思った出来事のひとつでした。
余談ですが、ニホンゴアヤシイ我が息子
被害妄想がとっても強い性格で
受身、使役、受身使役を
巧みに多用してきます
君の姉さんが強いんだね
嬉しいやら複雑な気持ちです…
ここまでお読みいただき、ありがとうございました♪