XFX GF8800GTS 故障 画面映らない 真っ暗 リフロー 修理 | 朱鞠内湖でイトウ狙いデス!

朱鞠内湖でイトウ狙いデス!

主に朱鞠内湖での釣りについて書いていきたいと思っております(*´д`*)ゞ

久しぶりのPCネタです。
こんな朱鞠内湖シーズン時期になぜかというと、
今週末は悪天候の為どうやら行けそうにないからなのです(;´д⊂)


さてさて、今回修理するのは、XFX製のGF8800GTS君です。

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実はこいつ、昨年友人に嫁いで行ったグラボなのですが、その後
画面が映らなくなったということでリフローで修理したのですが、
数ヶ月でまた画面が映らなくなったとのこと、在庫としてもっている
違う8800GTSを格安で譲り、こいつは出戻ってきました。



とりあえず、状況確認ということで、手持ちの環境にセットし動作確認。
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ハイ、画面真っ暗w まったく映る気配がないですね、
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前回も同じ症状だったので、やはり今回もグラフィックボードとGPU間の
半田の割れ、もしくは剥離により接触不良を起している可能性が高いです。



どう修理するかというと、GPUに190℃程度の熱風を数分間吹きつけ、
こんがり焼きますw そうすると、グラフィックボードとGPU間のハンダが溶け、
割れもしくは剥離している部分の半田も溶けて、それを冷やすことで再結合し
固まり修理完了というわけです。


リフローで直したグラボはまた再発する可能性が非常に高く、その原因は様々
であり、特定することが難しいと思われます。

それでは早速分解してみましょう。
これはグラボの裏側、スプリング付きのネジが8本あり、これを全部外します。

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中央にはスプリング付きのネジよりも小さめのネジが8本あるのですが、これは
GPU周りのフレームのネジなのでそのままにしておきます。

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スプリング付きのネジを全て外した状態ですが、このままではまだヒートシンクは
外れません。
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排気口付近にネジが2本あるので、これを外します。
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これでヒートシンクは外れるのですが、取り外しの際にはファン付近にある
ファン用のコネクターを取り外します。

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ヒートシンク脱着完了

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GPUに付着している熱伝導剤を綺麗に拭き取りきれいにします。

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ブローによりGPU以外の部品が基盤から剥離しないように、熱がGPU以外に直接
あたらないように保護します。私はアルミテープとアルミホイルで養生しました。

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熱の管理は電子温度計で行います。温度は190℃~200℃で3分程度にしています。


はっきり言って半田が溶けているのが見えるわけではないので、温度、時間に関しては、
自分の適当な予想、感覚でしかありません。トライする方はご注意を!!w


さて、準備が出来たのでリフローです!GPU中心から外向きに向かってグルグルグルグルw
繰り返しながら3分程度リフローし、いっきに冷やさないように、徐々にヒートガンを
遠ざけて、100℃程度になったらヒートガンを冷風に切り替えます。

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冷風にしてもしばらくは余熱で熱風がでるので、ヒートガンを冷やす意味も含め
リフローし続け、40℃ぐらいになったらヒートガンの電源を切り、グラボを放置して
十分冷えるまで待ちます。


十分グラボが冷えたら、GPUに熱伝導剤をたっぷり塗布してヒートシンクを再セットします。

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さてさて、動作確認です。


画面キターーーーw なおたーーーーw

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安定動作を確認するために、FFベンチでGPUに負荷をかけ動作確認です。

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ここまできたらもう安心と、飲み物を取りに行き、戻ってきてみるとな、なんと!


がーーーーーん 真っ暗(;´д⊂)

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うーん、やはり何度も同じように壊れるグラボは、なにか根本的に原因が
あるんだろうなと思いつつも、ブログ用に写真を撮りつつ作業したのが無駄に
なるのが悔しく、諦め切れませんwwww


そこで昔リフローで修理するサイトを色々調べてたときに、リフロー前に、
グラフィックボードとGPUの間にフラックスを流し込んで作業する
人がいたのを思い出す。


しょうがない、最後の望みはそこかなーとやってみることに。
フラックスは違う作業のために最近購入していたので問題なしw

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めんどくさいが、またヒートシンクを脱着、今度はGPUとグラフィックボードの間に
フラックスを流し込まなければいけないので、GPU周りのフレームを外すことに、

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そのフレームを外す為に、小さな8つのネジを外そうとすると。。。。


おや?


8本中4本程緩める時に手ごたえがないぐらい緩んでいる。


むむむむ!


ここでこのフレームの存在を考える、これはいったい何の役にたっているものなのか
そしてもうひとつ、このグラボを分解するときの違和感があった箇所を思い出す。


この写真、違和感を感じませんか?

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そうです写真左側のヒートシンクの中央の銅部分の右下、熱伝導剤がついていません。
たっぷり塗布して圧着してつけているので全体に広がるはずなのですが、
若干足りなかったのかなーと思ってたのですが。。。。。


ここで勝手な推測が繋がりました。
このフレームはGPU付近のボードの歪みを無くすものなんじゃないか?


もしフレームのネジが緩んでいたせいでボードが歪んでいたらどうなる?
ヒートシンクとGPUが圧着しない!
その現象は写真にも出ているこれなのではないか!


もうひとつ
フレームのネジが緩んでいてボードが歪んだ状態でGPUが発熱したらどうなる?
歪んだボードにあおられて、GPUはボードから離れようとする力が常に作用し
熱で柔らかくなった半田が割れ、ボードからGPUが剥離するのではないか!

朱鞠内湖でイトウ狙いデス!

今回、このグラフィックボードが何度も壊れているのは、GPUの外側に
セットされているフレームの緩みが原因で発生していたのではないか。


とりあえず、今の状態は半田が割れ、もしくは剥離している状態であり
ブローにより修理が完了してからの再発生予防としてフレームの固定を
きっちり行うことにすると決める。


半田の溶解、固着を促進させる為にフラックスを流し込む作業も一応試みてみる。
GPUとグラフィックボードの隙間にフラックスをたっぷり塗布し、
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エアダスターの噴射で内部まで送り込む作業を4面行う。

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その後フレームを取り付け、前回と同じような作業でヒートシンクを装着


そして緊張の瞬間!


どーーーーーん 再びなおたーーー(*´Д`*)

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その後またFFベンチを動作させ、数時間動作させるも問題なし、


このグラボが長期間壊れないかどうかは自分で検証するしかないので、
メインで使っているPCのグラボをこいつに取り替えてみようかと思っております。


今回のグラボにはGPU周りにフレームがついているタイプですが、
そうじゃないタイプのグラボも沢山あるわけで、今回想定した
「フレームがボードの歪みを抑えGPUの剥離を防止している」という予想は
当たっているかどうかはわかりませんが、今後このような故障が多い
グラボに出会ったときは、「ボードの歪みからくるGPUの剥離」という疑いを
出きるようになった事が、新たな解決策を発想させる1つの肥やしになった気がします。