先週の土日は

 

社会福祉士のスクーリングでした。

 

とりあえずこれに出ていないと 学校卒業できないから、

そのくらいのスタンスで そこまで期待もなく 出席したんだけれど。

 

今回の先生、なかなかユニークな先生で

滋賀県から来た、西なまりの ちょっと早口で 

話し方が ちょっと早口で聞き取りずらい(笑)感じで

一人で話して ひとりでうけてる 笑顔がチャーミングな 67歳の男性の先生。

 

 

 

今回の授業目的は

相談援助演習。

 

様々な問題を抱えた人と接するときの 態度や 姿勢を

学ぶってことなんですが

 

 

この先生、ほとんど教科書は使わずに

数字が乱雑に並んだ プリント、とか

オセロの駒 とか

そんなものを使って 演習というか 我々に実際に体験させてくれましてね、

 

たいしたことはしていないけれど 結構 深く刺さることが多くて

1日目は 終わったとき、ぐったり 頭もいたくなるほど。

 

2日目に、最後のほうで それでは今から椅子取りゲームしまーす!って

9人の大人で 椅子取りゲームしたんです。

 

私も出ましてね、張り切っている人もいれば、えーーって感じの人もいたりして

先生、このために CD持ってきて ラジカセで音楽流して

 

3回目で、私は脱落しました。

 

最終的に3人くらい残って、

 

そこで先生が、

 

「脱落した人は、なんで座れなかったんでしょうか?」って聞いたんです。

 

みんな、

「そこまで真剣にやっていなかったから?」とか

「狙いを定めて移動していなかったから」とか

「消極的だったから」とか

 

いろんな意見が出まして。

私も聞かれて「遠慮したからかなぁ」と答えて。

 

たいしたことでもないのに みんなに理由を言われているとき

なんとなく、責められている感じがして いい気持ではなかったんです。正直。

 

で、みんなの意見が出尽くしたところで 先生が答えを言ったんです。

 

「それは 椅子が足りないからです」って。

 

あーーーー!そこ!  確かにそうですね、そうですよね。

 

「ソーシャルワークでも、何か事が起きた時に その人が悪いんじゃないかって

理由を探してはいませんか」と。

「誰かを責めてはいませんか」と。

 

ぐさり。

 

刺さったね。

 

やっちゃってるね。あたし。

 

口では言わなくても どこかでやってる。

 

何かのせいにしている。

 

でも、これは 絶対にやっちゃいけない。人に問題を考えるのではなく、まず環境や周辺情報を考えていかなければいけないって。

 

そうだね、そうだよね。

自分を責めているってときもあるよね。

でも、それは無意味なんだ。

 

 

 

いい二日間でした。思いがけず。