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何のことかは秘密

暑い日が続いてますね。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
僕はといえば…アイスばっかり食べてます(汗

さてさて今回もブリットポップ期の曲を。
Pulpの5thアルバムDifferent Classから
Common Peopleを訳していきます。
ブリットポップ全盛期を代表する名曲。





Vo. ジャーヴィスのヘンテコな動きが素敵(笑)


チープなディスコ・サウンドにのせて歌われるのは
お金持ちに向けられた強烈な皮肉です。
ちなみに曲中に登場する女性は
大学時代にジャーヴィスが実際出会った
ギリシャ人留学生がモデルになっているそう。

歌詞の中で印象的なのは
ラストで何度も繰り返される
I wanna live with common people like youのくだり。
「僕は普通の人と暮らしたいよ 君たちみたいなね」というこの言葉には
金持ち女性の口ぶりを真似て彼女を皮肉ると同時に
この曲を聴くであろう多くの「普通の人」を肯定するという
二重の意味が込められているようでとても面白いです。





Common People

ギリシャからやってきた彼女は 知識に飢えていた
彼女はセント・マーチンズ・カレッジ(※1)で彫刻を学んでて
そこで僕は彼女に会ったんだ
彼女は僕に言った 父親が大金持ちなんだって
僕は言った「だったらラム・コークをもらおうかな」
彼女は答えた「いいわよ」
そしてその30秒後にはこう口にしたんだ
「普通の人みたいに暮らしたいの
普通の人がすることをしてみたいの
普通の人と寝てみたいの
普通の人と…
あなたみたいなね」
仕方ないなぁ
僕はこう言った「何が出来るか考えてみるよ」

そして彼女をスーパーへ連れてった
なんでかは分からない 
だけどどのみち始めなきゃならなかったんだ
それでまずそこを選んだってわけさ
僕は言った「お金がないふりをして」
彼女は笑って言った
「あら あなたったらおかしな人ね」
僕は言った「そう?
笑ってる人なんて君の他にいないよ
本当に普通の人みたいに暮らしたいの?
普通の人が見るものを見たいの?
普通の人と寝てみたいの?
普通の人と…
僕みたいなさ」
でもやっぱり彼女は理解してなかった
彼女はただ微笑んで 僕の手を握っただけだったんだ

店の2階に部屋を借りなよ
そして髪を切って仕事をするんだ
タバコを吸ってビリヤードをして
学校には行ってないふりをするんだよ
だけどそれでもまだ 君には僕らが理解できないだろうね
だって夜 眠りにつくとき
ゴキブリが壁を這ってたって
パパを呼べば 何とかしてもらえるんだからさ

君には無理さ 普通の人みたいに暮らすなんて
君には出来ないさ 普通の人のすることなんて
君は普通の人みたいに失敗したりしないだろうし
先が見えなくなることなんてないだろう
踊って飲んでセックスするなんてこともないだろうね
他にすることがないからってさ

普通の人と一緒に歌おう
一緒に歌えば 君にも分かるさ
普通の人と一緒に笑おう
一緒に笑うんだ アイツらが君のことや
君のバカげた行動を笑ってたってね
だって貧乏はカッコいいんでしょ?

僕は普通の人と暮らしたいよ 君たちみたいなね
君たちみたいな普通の人とさ


※1セント・マーチンズ・カレッジ
   ロンドン芸術大学のカレッジの一つ。ジャーヴィスもこのカレッジの出身者。