事故は起こるべくして起こるのです


1、中国の高速鉄道の衝突事故


2、原発の放射能漏れ爆発事故


3、すかいらーくガストの食中毒事故


最近のニュースに見え隠する共通しているものがあります


それは「大きなシステム:組織体」だと言う事です


多くの利害を持った関係者が複雑に絡み合っている


勿論機械や組織を動かすのは一人ひとりの人間なのですが人間はアクセルとブレーキを踏み間違える事もしばしばあります、安全に止めるという事が如何に難しいか?数々の事故は教えてくれます。




☆天国への眩暈(めまい)☆平和と愛☆PEACE&LOVE☆


ヒヤリハットという事故の前には必ず事故にならない事故が存在し、「あの時は危なかった?」と思う事があります。日々点検し反省する事、教訓から学ぶ事は如何に大事か?数々の事故は教えてくれます、日々の事故のニュースを他山の石としないことなのです。



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安全が第一、お客様の命が最優先・・・安全を支える心の働きは一人ひとりが「悔い改める」事なのです。


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新幹線などの「大きなシステム」を動かすには=それに見合った「大きなブレーキ」のシステムが必要です、世界最高速度で運転するなら世界最高のブレーキが必要だったのです。



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高速鉄道ですが・・・日本の新幹線の開発で一番苦心したのがブレーキシステムなのです、200キロ300キロ400キロ500キロと速度を上げていくのは簡単なんだそうです、勿論その土台を支える線路、高架橋、路盤など安定した土台が求められます、そして土台が出来上がればその上に車体を載せて幾らでもスピードは上げられます。


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中国政府が行ったように世界最高速度での営業運転=アクセル全開にせよ!優先順位が「安全」に「止める」というブレーキ技術をまず最初に日本の新幹線の技術者は考えたのですが、車両だけドイツのシーメンスと日本の川崎重工から輸入すれば事足りると考えたので事故は起きたと言います、まさに信号システムなどの一体化したブレーキシステムを自前で開発できなかったのです。結果営業速度を大幅に落とさざるを得ませんでした。



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時速200キロ以上の世界は到底人間=運転手がブレーキ制御をするには無理があります。





なんと日本の新幹線の運転手はブレーキ操作を駅の手前時速30キロ以下以外は・・・基本的にはしないそうなのです、アクセルは手動でブレーキは自動的に止まる大きなブレーキシステムを導入した事が日本の新幹線が安全に運行している秘密だったというのです、安全速度を超えた時=自動的にモーターで速度を制御するシステムが作動します、結果運転手のミスや、地震の際にも自動的に緊急停止する事が出来ます、震災の時にもそのシステムは安全に作動し人身事故は起きていないのです。


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原発の暴走、爆発事故もそうですが安全に止めるという事が出来なかった原因はドンドン出力を上げていった結果、原発そのものも大きくなり過ぎて制御できなかったのです、それは送電線の鉄塔などを周辺のシステムが崩壊した結果でした。まさに巨大なシステムのブレーキが壊れたのです。結果日本では原発は縮小せざるを得ない事は明白です。もし再稼動したいのならストレステストでも何でもして、もう一度事故が起きた時に自動的に安全に止められるブレーキシステムを開発し直す必要があります、今動いている原発にも新しいブレーキシステムが必要ですね。



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すかいらーくの食中毒事件を聞いた時に、まさに彼らは「日本一のレストランチェーン」という言葉を繰り返し使っていました、店舗数日本一とかファミレスの王者とかとにかく店舗を買収して拡大路線に走りました、手作りでは出来ず、多くの食材をまさに多くの機械で作っています。大量生産を可能にしたそのシステムは結果、工場を11に集約し、そして3000以上の店舗を全国に持つ事になりましたが、結果集約した工場は一旦赤痢菌に汚染されれば多くの被害者を生み、そして120店舗を閉鎖せざるを得なかったのです。被害は拡大するかもしれません。お客さんの数も多ければそれだけ一旦事故が起こった時に感染の広がりは止められなかったのです。結果これから相当数の店舗を縮小せざるを得ないでしょう。安全に食事をするというのはまさに第一に優先されるべき事なのですが、記者会見もしない・・・不誠実な日本一のレストランチェーンの対応はあまりにもお粗末です。激安や日本一を謳うあまり安全が疎かでした。



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結局大きなシステムを描いても大きな「ブレーキ」が付いてこなければその「ブレーキ」に見合った所で必ず事故を起こし、「安全」というブレーキ以下に速度なり営業規模なりを落とさざるを得なくなります。暴走特急やスピードなどの映画がありましたが、ブレーキが利かないというのはそれだけで恐怖映画になります。


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原発事故も典型的暴走事故ですが、日本国そのものの財政も破綻状態?にあると言われていますが、1000兆円の国債などの借金を抱え暴走する超特急だった日本経済のブレーキを野田総理は踏もうとしていますが、そろそろこの国の大きなシステムも経済成長というアクセルだけでなく1000兆円分のブレーキを踏まないとトンデモない事になると気づいて欲しいものですね。



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日本国も世界一の経済大国に一旦はなったのですけど、そろそろ「登山」を何処かで諦めて「下山」する事を考えなければいけません。エネルギー問題なども待ったなしです。一旦麓に下りてまた登れば良いじゃないですか?ブレーキが壊れる前に何事もあきらめましょう。世界一の山に登るには数々の失敗があって初めて達成されるものです。引き返す勇気がそれを支えます。また再チャレンジすれば良いではないですか?命あっての人生です。生命の安全を第一に考え、事故は防がなければなりません。悔い改める事こそ人生では大事だと教えられます。