音楽は「天から降ってくる」瞬間がある丑三つ時だそうだ・・・歌われていないことは山ほどある・・・清志郎さんの言ですが、こんな素朴な原発ソングが有っても良いですね・・・叫ぶよ!僕も貴方も叫ぶよ!その声は何時か誰かに届くよ!昔のように民放の放送禁止歌なんて無いのだから自己規制する事はないのです。
これは可愛いけどロック魂だ!魂の叫びだ!だから心に届く!素朴な叫びを歌にしたとき・・・誰かを救う事ができるだろうか?今復興ソング流行だけれども心の復興を後押しするのは歌だ。
魂の叫びを歌にした時・・・永遠を掴むだろう。
2011年6月11日ライブ@赤坂GRAFFITI
「叫ぶよ」 シミズリエ
雨が降る 風が吹く
降り注ぐすべてに ぼくらは怯える
汚染水 メルトダウン
情報はいつでも 後出しでうやむや
「知らなかった」「仕方ない」と あきらめることで
いいように操られているとしても
疑い始めればきりがないけど 信じられるものなどない
この不条理な世の中で 生きていくしかない
原発は必要です 経済活動に支障を来します
電力が足りてません 計画停電にご協力ください
矛盾だらけ 情報操作
利権にまみれたエネルギーでも 使わずには暮らせない
ごまかし続けた代償を なぜ 誰ひとり引き受けない?
この不条理な世の中は それでも回る
大丈夫 ひとりじゃない
そんな綺麗事は もう聞き飽きたんだ
真実を 現実を
包み隠さずに ぼくらに伝えてよ
疑い始めればきりがないけど 信じられるものなどない
この不条理な世の中を どうやって変えたらいいの?
ごまかし続けた代償を なぜ 誰ひとり引き受けない?
このままでいいはずがない
だから ぼくは せめて 大声で叫ぶ
叫ぶよ
叫ぶよ・・・
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3/11の震災による福島第一原発の事故を受け、脱原発の気運が高まっています。いろいろな考え方があると思いますが、私自身は、知れば知るほど、原子力に頼ったエネルギー政策はもうやめたほうがいいのではないかという気持ちになっています。なぜこんな事態になってしまったのか。なぜこんな事態になってしまってもなお、エネルギーシフトの必要性を認められないのか。反対しかできない人間は黙っていろ、とか、電力が供給されなくてもいいのか、とか、そんな反論も耳にしますが、怒りと疑問をぶつけるくらい、許されてもいいのではないでしょうか。
シミズ リエ
通称:しみりえ
本名:清水理絵
生年月日:1977年11月5日
出身地:横浜市戸塚区
クセになる歌声と、ポップな楽曲が魅力のシンガーソングライター。4歳からエレクトーンを習い、12歳くらいで作詞作曲を始めるも、あえて音楽の道には進まず、大学卒業後は書籍・雑誌の編集者として 4年ほど、馬車馬のように(笑)働く。
2004年、自分の作った曲を自分で歌いたいという衝動に駆られ、ピアノ弾き語りで音楽活動を開始。ライブハウス出演のほか、横浜駅・代々木公園等で路上ライブも行う。
2005年夏に自主制作盤ミニアルバム「うたの実」を発売。ライブでの手売りと通販のみで、約1年半のうちにSOLD OUT。
2007年春、1stフルアルバム『ありふれた恋のおわりに』を全国リリース。女性ボーカルイベント“歌娘”など、主催イベントも多数企画し、好評を博している。
2011年5月、待望の2ndミニアルバム「はじまりの日」を発表。東京周辺でのライブ活動を中心に、精力的に活動中。
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癒しや希望を与える音楽も、もちろん素晴らしいと思います。でも、私は、こんな歌を唄うことも、表現者の大切な役目ではないかと思うのです。
シミズリエさんより