寺田本家酒蔵見学ーお蔵フェスター | 自然栽培 たねとり農家青ノ木農縁 Peaceful Days

自然栽培 たねとり農家青ノ木農縁 Peaceful Days

自然栽培 愛知県 大府市 にて固定種在来種の愛おしい野菜で
田畑をきりもりしてます。
四季の暮らしの手仕事。農と日々。

丸3日間のお世話を経てついに出麹ですぞー!青ノ木農縁自家製米麹。見ため上々な出来映えですね~!出来立て麹で甘酒仕込みに突入っス(≧∇≦)甘酒の仕上がり具合で麹の仕上がりを見極めます!
{04570359-F653-4B8D-8B19-587FC832D43A:01}
とは言え、改善の課題がいくつか見えてきましたゾ精進いたしまっす(≧∇≦)

さてさて発酵の里、千葉県神崎ではまもなく2016.3.13(日)酒蔵まつりが開催されますよぉ~!毎年、神崎酒造蔵さんと寺田本家さんを中心に、町がてんやわんや発酵しちゃいます!
先日、一足先に寒仕込み最中の寺田本家さんへおじゃまさせていただきました。お忙しいところありがとうございますm(_ _)m

{6FE0EE08-122B-46EB-A874-061711BCC0B6:01}

神崎の地で300年以上の歴史をもつ寺田本家さん。寺田本家さんのお酒は全量自然酒です。古きに教わり今なお進化を続けています。酒造りに取り組む姿勢は真面目で真剣そのものですm(_ _)m
{876F0ECD-1DE5-415D-A620-CA25C9E42CD7:01}

生酛仕込み、山廃仕込み、速醸仕込み。
高度成長期において食生活の変化、日本酒離れによる市場低迷。全国の酒蔵存続の危機に。酒造りも『効率、安価、大量生産』の時代へ。速醸仕込みにより日本酒の質が落ち日本酒離れに拍車をかけたのは昭和50年代頃。各々の個性を失い4,000件(昭和30年代)あった酒蔵は今では4分の1となりました。
{E5C647F1-23F8-4C97-AE99-0BC62055B128:01}

寺田本家さんの先代も、時代の潮流に苦しみながら、ご先祖様から受け継いだ蔵をなんとかして存続しなければと手を打ちました。しかし、立ち行かない。そんな窮地に立たされた時、気付くのです。蔵のためにと考えてきたこと、やってきたこと、すべて自分本位で腐ることばかりだったと、、本来あるべき微生物が醸す発酵する酒蔵に変えなければと、、
{6516CB17-322B-4D1C-9B7D-DDD9C2383171:01}
今から30年ほど前、昔ながらの自然と調和し生きていく蔵に戻していこうと切り替えて行きます。原料は米と水だけ、その他一切使わない。当時ほとんど生産されていない無農薬米に出会います。こんこんと蔵に湧く水。機械から手作りの道具へ、、
{5CC5A7E2-3D50-41BE-926D-D9D75C220B36:01}
一般的に良いお酒とされた淡麗辛口酒から自然酒へと、色は無色透明から黄味がかり、酸味雑味が発生、地元では顧客離れを起こし売上が下がりました。しかし、この酒造りが歩むべき道と決めた先には、本物を求める人たちに徐々に広まり全国に名が知れる酒蔵となりました。これからも進化し続けることでしょうm(_ _)m

青ノ木農縁の食卓でも『五人娘』『香取』を料理酒として使わせてもらってますm(_ _)mそういえば5年ほど前に購入した限定『降りてゆく生き方』玄米自然酒(≧∇≦)また飲みたいですね~!どなたか秘蔵しておりませんか!(^O^)/

コレですっ!何と全麹仕込み!(◎_◎;)甘酒の麹だけで仕込みましたって商品はありますけどね~m(_ _)m(ウチは画像だけ秘蔵の状態で探すのにひと苦労でしたぁ 笑)
{912D9C43-73EA-4F41-B7B3-05A595A600B6:01}