音楽劇「マニアック」

音楽劇と謳っているだけに劇中にたくさん歌やダンスが出てきました。
ギターをガシガシかき鳴らしながら歌う章ちゃん。
めちゃめちゃ声が太くてハリがあって伸びやかで。
かと思えば艶っぽく。可愛らしく。優しく。
シーンごとに歌い分けて聴き応えがありました。
歌って踊っての後。息も乱れず台詞を言ってたのは本当に凄いなって思いました。
今回有難いことに5列目のセンターだったんですね。
顔の表情も。視線の先も。うっすらの汗も。
俺節の時には見れなかったものが見ることができました( ;∀;)
いつもテレビサイズでしか観ることのできなかったギターを弾く章ちゃんが目の前にいて。かなりの歌唱力に魅了され。瞬きする間も惜しんでしっかり目に焼き付けました。凄ーーくカッコ良かった!!
ゆるふわな髪型につなぎの服はとても可愛かったな。
正義感溢れる犬塚アキラは章ちゃん自身に似ていたかもしれないですね。

印象的なシーンがあって。
アキラがベットに拘束されながら婦長さんに言い詰めるシーン。
アキラが感情を強く言葉を発すると病棟患者の人が後ろからベットを前へグッと押し出す。アキラの顔と同じ感情の表情になってる。そんなやりとりが何回か。その一体感が絶妙で。面白かったな。
あとは。
浅野さんに肩だったか腕だったか触られて汗かいてるってアドリブで言われてたところかな(笑)




古田さんはそこに居るだけでかなりの安定感があり存在感がありました。歌もかなりお上手です。やっぱり凄い方なんだなぁと。

堀内さんはとても可愛らしい。
声色変えてるかと思えば、目に涙をためて感情を表してたり。歌もダンスも素晴らしいです。

浅野さんはお茶目な方だなぁと。
ご自身で舞台を楽しんでいるのが凄くわかって、どこまでがアドリブだかわからないけれど観てるこちらも楽しませてくれる。ベテランの域ですよね。沢山笑わせてもらいました。
それにしても体が柔らかい!お辞儀が凄い(笑)
体の柔らかい章ちゃんも一緒にしてたけど浅野さんの方が柔らかかった(笑)
奥さん役の頼経さん。ずっとどこかで見たことあるなと思っていたらカロリミットファンケルのCMに出てたよと上の子が教えてくれました。通りで!

静ちゃんはマッタリとした喋りで笑わせてもらいました。セクハラだと言っていたダンスシーン。お尻をサワサワしてたの章ちゃんの方見ていて危うく見逃すところでした。うん。あれはセクハラね(笑)

寿くん←役名。終始ずーっとヤバイ顔してたから本当にヤバい人なんじゃないかと心配してしまいした(笑)
カーテンコールで普通に穏やかな顔に戻っていたので安心しました。←失礼


璃子ちゃん。あそこまで振り切った役を。台詞を。よくぞやってくれたという感じです。
初めは普通だと思ったのにね(笑)


そして。浅草ジンタさんの生バンド。
下手の二階で演奏されていました。
薄暗い中での演奏にも関わらず芝居とは息ぴったりでシーンにあった音を聴かせてくれました。拘りの生音は良いですね。カッコいい!


不道徳と謳われたこの舞台。
社会的にも教育的にもそんな感じで。
でも頭デッカチになるんじゃなくて
目の前に繰り広げられてるものをそのままフラットに受け止めて。
バカバカしい壮大なコントみたいなこの舞台を素直に楽しめば良いんじゃないかと。

本当に何だよこれー⁈って感じで(笑)
面白かったな!


カーテンコール。
3回目のスタオベで古田さんが小さく一回首を捻ったのを見逃さなかった。
絶賛されるより呆れられる方が本望だったのかな⁇なんて思ったり。
真意は分からないけれど。
ハチャメチャでバカバカしくて面白かったのは間違いない。
台本から無くなったラブも観てみたかった気もするけれどね(o´艸`)


章ちゃんがあれだけ歌って踊って演技してれば記者さんから体調はもう大丈夫ですか?って質問もしかたないと思ったよ。
だって犬塚アキラは生き生きとしてたからね!


さて。上の子との観劇。
「親子で来る方は帰りは無言で」と言われていましたが「楽しかったねー!」と和気藹々と帰りました(笑)
今時のJKはそんなにウブじゃないようです(o´艸`)
ご期待に添えなかったようですみません。


まだまだ公演が続く舞台「マニアック」
最後まで無事に完走できますように!!