▲ボートの下で遊ぶクジラ(クイーンシャーロット島・田子っち撮影)

バンクーバーに住む田子っちが、2ヶ月ぶりにやってきた。(彼は向こうに生活の拠点があるので、「帰ってきた」じゃなくて、「やってきた」、で正しい。)

「人生変える旅があるし、それがカナダであってくれたら嬉しい」と、新たなカナダの魅力を伝え続ける田子っちの今の一押しは、世界遺産クイーンシャーロット島。この夏、2回も訪れてしまい、さらにお気に召したらしい。

今回も、ゾディアック・ボートでフィヨルドのような内海をぐんぐん進み、さらに苔むした森の中を歩くと、朽ちかけたトーテムポールがひっそりと佇んでいて、そこで釣ったばかりのカニを食べたらとても美味しかった、と、興奮気味に話してくれた。(このまとめ方は乱暴すぎる・・・本人から、ちゃんとした顛末を聞きたい方は、11/15(月)に囲む会をやるので、自分で確認してください。)

探検隊でもクイーンシャーロット島企画を、来年初夏に実現すべく、二人であーでもない、こーでもない、と昨日も遅くまで話し合った。



私は、ただお金になるビジネスだけを持ってくる人には、あまり興味がない・・・(←雇われの身なのに、なんか傲慢な発言・・・)。その人に、仕事を超えた使命感があって、それが自分の使命感と何かしら通じあう接点があること、が、一緒に組んで仕事を進めていく上での、大前提だ。(その方が仕事が楽しくなるからね)

田子っちは、その熱意と仕事の正確さとリスポンスの早さを尊敬している。が、それよりも何よりも、私が彼を好きなのは、カナダでたくさん出会っているのであろう野生動物のオーラを、きちんと感じ取って、そこに敬意を払っている点だ。

アラスカのカトマイ国立公園で、野生グリズリーのオーラに一発ノックアウトされた私は、彼の気持ちがよくわかる。でも、それを、実感していない人に伝えていくことは、想像以上に難しい。

正確には伝わらないかもしれないけれど、私たちの気持ちのカケラを、ちょっとでも届けることができるよう祈って、来週月曜日にカナダの夕べを開催します。