お客様からの相談事例

【問い合わせ内容】

私どもは本社兼店舗として、大手町のビル1Fの一部を借りてい

るのですが、先日大家へ退去を申し出たところ、

原状回復工事は指定の工事業者にしかやらせないと言われました。

賃貸契約書にも確かに「甲指定の業者が施工する」と書かれてい

ます。

仕方なく、指定業者に見積を出してもらったところ、とても高く

てビックリしました。

知り合いの業者に相見積を出してもらったところ、約2倍近くの

金額の開きがあります。

社長も腹を立てており、私が調査をして役員会で発表すること

になっています。

大家側へ下げてくれるよう促して入るのですが、かなりの大手企業

ということもあって、強気で話を聞いてくれません。

こういった場合は、大家の言うとおりにせざるを得ないのでしょうか。



【ご返答内容】

店舗などの賃貸契約書には良く書かれていることです。

大家さんとしては、自分が信頼を置いている指定業者に施工して

もらえればとても安心ですし、

いちいち細かい打合せをせずとも、ビル内の状況や仕様を良く理解

している業者であれば、完全に任せることができます。

一見、「甲の指定業者」というのは合理的ではあります。

しかし、この文言が契約書に入っているからといって、指定業者の

言い値で発注しなければならないということはありません。

発注するのは入居している企業です。

指定業者は入居者が納得するように説明するのが当たり前です。

これらの工事には大きな金額を支払うことになります。

建築業界で一社独占の状態は、絶対に正しいものではありません。

競争原理が働かなければ、金額は自由に設定できます。

大家さんと指定業者と話し合い、この不合理さを理解して

貰わなければなりません。

なんとか、大家さんには理解してもらい、解決に至りました。


【コンサルティング成果】

当初見積もり金額     43,000,000円
コンサルティング後金額  32,000,000円
コンサルティング成果   11,000,000円
期間 約1ヶ月