ってタスペーサーって一体なに?
屋根(カラーベスト)の重なり部分は本来隙間が開いていないと毛細管現象で水を吸ってしまい、その水の逃げ場もなくなり屋根の下地を痛めてしまうので開いていないといけません。
しかし今回塗装するお宅は本来隙間が開いているはずの屋根材同士がペンキで埋まってしまっています。しかもほぼ全面。
これでは水を吸ってしまいます。
これだけが原因かはわかりませんが、実際雨漏りしていたそうです。
『雨漏りしないようにペンキ屋に頼んでペンキを塗ったのに、ペンキを塗ったら雨漏りした。』
なんてことも実際にある話なんです。
ただ色が綺麗になっただけではダメなんです。
しっかり知識を持ったペンキ屋さんに依頼したいですね。
タスペーサーを入れる前にまずは縁切り(えんぎり)というペンキで埋まってしまった部分を切っていきます。
その名もエンカッターという道具を使って。
隙間が開いたらそこにタスペーサーを入れていきます。
タスペーサーとはこういうものです。(分かりづらいですが)
タスペーサーを入れることで隙間ができてくるのです。
これを1㎡に約10個入れていきます。
今回の屋根が150㎡あるので何と1500個も入れていかなければなりません。
でも1500個用意したのに足りなくなってしまったので2000個くらい入れることになりそうです。
それにしても暑いっ。
※屋根の塗装をするのに必ずしもタスペーサーは必要ありません。
屋根の状態や使用する塗料によっても違ってくるので信頼できるペンキ屋さんにお任せを!
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