最寄の駅のホームで私は電車を待っていた。

電車が着いた。

私は何も思わず電車に乗ろうとした。






その電車から降りてきた人


私が恋をしたその人と
私が恋を相談した先輩


2人は、お揃いの青とピンク。色違いのストライプのポロシャツで降りて来た。
かなりイチャイチャしていた。

目の前の光景をどう受け止めれば良いのか、私は焦った。

先輩は、私を見つけて

「あっ!」

と言った。

私は、

「別にいいです」

と言って電車に乗った。



私は頑張って、この事案を整理しようとした。一番悪いのは先輩だと思った。


鉄の爪で殴りたい。

50年以上経った今でも忘れられない。あの時の自分が可哀想過ぎる。




あの時の自分を抱きしめて生きてる。


                      ー続かないー