あなたが何か、悩んでいる時。
あなたが何か、寂しい時。
あなたが何か、困っている時。
あなたが何か、人恋しい時。


そんな時に寄ってくる人いませんか?

そんな時に、人が来れば、相談したくなる。
そんな時に、人が来れば、温もりが欲しくなる。
そんな時に、人が来れば、助けて欲しくなる。
そんな時に、人が来れば、抱きしめたくなる。

寄って来た人は無条件であなたの不幸を引き受ける。

あなたはその人に全幅の信頼を寄せる。
その人はあなたの話しをよく聞いてくれる。
今までこんなにあなたの話を聞いてくれた人がいるだろうか?否。
初めて他人に受け入れられた様な気がした筈だ。

あなたは、この人に尽くしたいと心から思った。
こんな私の話を聞いてくれて
あまつさえ手をも差しのべてくれた。

お礼の気持ちを込めて、あなたはその人の力になる。
その人が困っていたら、いの一番に駆けつけて、その人を助けようと思った。
感謝の気持ちが勝っていた。

ところが…

その人は段々とあなたに無理難題を命じ始める。
とても困った顔で、あなたに無理難題を言い渡す。
恩義を感じていたあなたは、それでも頑張ってその人の為に働くのだ。

と、同時に、その人のアドバイスや励ましで元気になったあなたは、自分を見直す事となる。
そして、自分の判断で行動が出来る様になる。
元々、そう言った能力は誰にでも備えられているのだ。

しかし無知なあなたは、その時点でも、その人の助けがあったから、今の自分がいる。と、まだまだ感謝が足りないと思っている。

そこで、あなたは無理難題を言ってくるその人に、半ば強制的に従ってしまっている。

側から見たら何故?と、思われる行動をあなたはしている。

あなたは、ひたすら、感謝の気持ちのみで突っ走る。無理難題を何とかこなす。

その内、あなたを助けてくれた筈のその人は、あなたが以前悩んでいた事と同じ事をあなたに仕掛けてくる。

あなたはここで、やっと疑問を持つのである。
それで良い。


疑問を持って良いのだ。


あなたを助けてくれた筈のその人。
あなたが感謝したその人。

あなたがお礼のためにその人にした数々の行動。
その行動に間違いは無かった。

何故ならあなたはただ感謝の気持ちを表しただけではないか。

あなたはもう自分の足で歩き始めている。
良かった!

ところがあなたが感謝していたその人は、あなたの自立を許さない。あなたが感謝したその人は…


自分が助けたあなたが

幸せに
なる事を
決して
許さない。
不幸でないと
決して
許さない。


ご本人は全く気が付いていない。
しかしそう言う人はたくさん存在する。

大丈夫だろうか?
あなたは、見極める事は出来るだろうか?

そう言う、自分の下に人を置いて安心する人はたくさん存在する。


騙されてはいけない。

逃げて下さい❗️