1950年ごろの話。
主人の両親が結婚しました。
義母は農家のお嫁さんとして嫁ぎ、
義両親、義妹、義弟とともに暮らし始めたと聞いています。
義父の兄は東京で仕事に就いたので、
義父は次男でしたが農家の後継ぎになったということです。
以下、義母からの話です。
とーさんの両親(主人の祖父母)は、働き者で穏やかな方。
私ががお嫁に来たことを『ありがたいね~』と歓迎してくれた。
その頃はまだ若くて何もわからない私に、
近所付き合いや、農業、家事、育児といろいろなことを教えてもらった。
私の実家は隣の集落だったので、時々は帰っていたけれど
昔は実家に帰ることは、あまりいい顔をされなかったので
一緒にお母さんもついてきて、実家でお茶して先に帰っていくの。
『ゆっくりしてきてね』といって。。。
とーさんが事故で亡くなったとき、子供たちも小さくて途方に暮れていたら
『ここで一緒に暮らしてくれないか』て、言われて
それから、3人で頑張って子どもを育ててきたのよ。
大変なこともたくさんあったけれど、
いつもとーさんの両親が、本当の娘のように良くしてくれた。
『姑は意地悪』と言うけれど、そんな思いは一度もしたことなかった。
だから
『小さいうちから保育園に預けて』とか
『家のことも満足にしないで』とか 言われることもなく
(↑ 先輩や同僚が 姑さんから言われたことです)
フルタイムで働く私を応援してくれたのかな。
これからもよろしくお願いします、お義母さん。