監督: ビートたけし
2008年公開
所要時間:1時間59分

 

本作は、ビートたけし監督・主演による映画です。
主人公の真知寿という男は裕福な家に生まれ育ち、
絵を描き画家として生きていこうとしていました。
しかしそんな矢先、父親の会社が倒産し、
突然両親が死んでしまい一人になってしまいます。
真知寿は絶望に陥りますが、彼のもとにある女性が現れ、
彼の画家としての活動を支えてくれるようになります。
 

一人になってしまった真知寿にとって彼女の存在はとても大きく、
次第に二人は分かち合い、真知寿の好きなことをしていく生き方が描かれていきます。
そして好きなことをし続けられるのも、
それを支えてくれる存在のおかげですよね。
その尊さも見事に描かれていて、なんて素敵な夫婦なのだろうと感動しました。
自分が好きに生きていられるのもきっと誰かの支え(みえるものもみえないものも)が
あってこそのものなのだということを改めて思い知らされます。