監督: ジョージ・スティーヴンス
1959年公開
原作:アンネ・フランク『アンネの日記』(1947年)
所要時間:3時間

 

本作は、第二次世界大戦中ナチスドイツのユダヤ人迫害下にあった、
オランダ・アムステルダムを舞台に、
迫害を受けていたアンネ・フランクという少女の日記を元に制作された白黒映画です。
アンネの家族は皆ユダヤ人ということだけで迫害を受ける危険性があったため、
父の友人のファン・ダーンと共に、勤めている会社の後ろにある家に隠れました。
 

昼間は社員がいるために物音一つ立てることができず、息をひそめて暮らす日々。
社員が帰宅したときにやっと一息つけるのでした。
そんな命の危機と隣り合わせのアンネが書いていた日記はとても有名ですよね。
現在、アムステルダムに実際に隠れていた家と日記の実物が展示保管されています。
あまりに辛く、過酷な状況下でも恋をし、希望を失わないようにしたアンネたちの強さを、
私たちは忘れてはなりません。