監督: ジャック・タチ
1958年公開
所要時間:1時間54分

 

フランスのジャック・タチ監督による映画で、
主人公のユロ伯父さんもタチが演じています。
脚本も監督も演出も全部、彼です。
個人的に彼の洗練されたユーモアが大好きで、
本作もその要素がちりばめられています。
 


少年とユロ伯父さんのやり取りがメインに描かれていきます。
ユロ伯父さんはほかの作品にも登場し、シリーズ化されているといっても良いでしょう。
セリフはほぼなく、動きや状況によってクスリと笑わせてくるのが本当にすごい。
タチ監督の作品に共通する、
色彩の考え抜かれたおしゃれな世界観も見どころのひとつです。