「バレンタインという行事に乗っかって告白する」なんていまどき、小学生でもしないかもしれない。
それを26歳でやって見事に玉砕した私の話を吐き出してみよう。
職場の人たちに配ったチョコとは別に用意した青い箱。そこには、カードが1枚添えられていた。
「好きでした」
たった一言だけ書いたそのカードには、今まで冗談で済ませてきた想いを全部込めた。
ある日の会話
「俺を好きになってくれる人とか、滅多にいないですよ」
「えー、私は好きですよ。キミの顔」
「いや、顔じゃないですか?!」
「不満なら、全部って言っても良いけど笑」
そんな会話を繰り広げてきた私と彼の間には、恋愛の二文字はなかった。
けれど、私は彼が入社して来たその日から、彼の顔が好きだった。
きっと職場の中では、結構仲の良い2人だったと思う。
私は、一種のケジメとして彼に告白した。
あわよくばと思わないでも無かったけれど、結局振られた。
入浴中にLINEで返事をもらうアラサー女
思っていたより長い文に少し泣きそうなアラサー女
返事を浴槽で正座して書くアラサー女
文章の中の「貴女」と言う言葉にときめくアラサー女
アラサー女と付けるだけで、なぜか笑えてしまう。
これからも変わらず仲良くして下さると嬉しいです
というその社交辞令の言葉通りに行動した私は、正解だったのか不正解だったのか分からない。
まるで《告白なんてしていないかの様》に話している私と彼の間には、綱渡りをしているかの様な緊張感がある気がする。
そう・・・
「バレンタインの話に触れてはならない」
という緊張感。
そして、タイトル通りこれは3回目の失敗談。
私は、今まで一度もバレンタインに告白して成功した事がない。
その話は、また次回吐き出そうと思う。
かしこ