突如あらわれた女の子、なな。逢引の瞬間
それを目撃した男はいなかったが
いたのだった!
輝「そろーっ」「やはり彼は........。!」
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日昌「今日も逢えないな。電話は通じたけれど、
やはり.....。あの子は今.....。」
なな「ふう疲れた。しばらくはいいや...。」
「働くの嫌だな...。」
日昌はちょっとした下心と心配で電話をしたのだった。彼は取り敢えずの安心は得た。ななの身の安全自体が気になっていたからだ。日常の中のななとの電話。そしてあの日あの時の「Aのサイン」はどうやら終わりで始まりであったようだ。
そして、目撃の男、輝は...。
輝「そろーっ」「やはり俺は........。!!」
なな「ひそかに始めたギターだけれど、うーん。難しいなあ。どうしよう...。インテリアになっちゃう。これじゃあ...。いつかはライヴハウス出てみたいな。緊張もするだろうなあ...。」
ななはみんなに秘密でギターを始めたのだった。秘密で上手くなって秘密でみんなに教えるはなさそうだけれど、みんなを驚かせたいのだ。ロックの初期衝動のように。たまに凹んだりのななだが普段はスマホ片手に駆けずり回る天真爛漫な女の子だった。
輝「いつまでも俺は!彼は!なんて俺でも
ないんだけれど。音楽か...。よくわからんのだよな。
聴くのもやるのも。ドラム?ドラムか!ドラムねぇ...。
いやいや、ラムネサワーの方が俺には似合うだろうし
本は読んでたことはあったけれど。
どちらかと言うと俺は話芸師なのではないかな...。
そう。日昌ギターやんだよな。
かれこれ10年はやってんだっけ。」
輝は日昌と友人関係である。世間話程度だが
日昌が路上で弾き語りしてるときに会うと
よく気が合うしよく話す。連絡は取らずとも頻繁に。
そんな縁の所縁もあってか彼の「Aのサイン」を
目撃してしまったのである。
輝「一応、彼には秘密にしておこう。。。俺は!
いやいや...。何にはまってんだ全く...。俺は...。」
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日昌「あのAのサインから日は経つ。なな。不思議な女の子だったなあ。突然現れた女の子だったけれど、辛い時期の俺にだったからかとても親しくしてくれた。1週間毎日居てくれるとまで!流石に女の子も忙しい時期だ。それは Fictionに終わったけれど。言われると毎日会いたくもなってしまった。さて、今日は何をしよう。ライヴハウスから離れて5年は経つなあ。久しぶりにハコに行って、誰かを見ようかなあ。またギターを持って路上活動でもいいけれど。」
日昌は婚約もそろそろしたいと思っていた。
現在27歳。今までに様々な女性に try はしたが
見事に良いところでスカ 100% の
恋愛遍歴であった。
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なな「さて、めげずに練習するか。いつかはライヴハウス出たいし。バンド?弾き語り?バンドもやってみたいなあ。そう。あのAのサインの男の人ギターやるんだよなあ。日昌と言ったっけ。とてもギター上手かった!あの人の影響でギター買ったようなもんだもん。ツインギターねぇ。へへへ!その位はあたしでも知ってるもん。やっぱバンドかなあ........。」
輝「俺は.......。ドラムやる。ドラムやろ。ドラムでしょ!
一人ドラム...。そう言えば津田沼にスタジオあったよな。
ドラム置いてあんのかな。置いてあるはずだ。20代半ばで
いきなり音楽!まあ物事はすべて同じようなもんだから
本質は簡単だ。やってみるか。度胸というか人目とか世間は
気にしないし関係ないからな。ドラムも同じだ。
人目なんて気にしてたらダメになっちまう。何かそれは
わかっちまうんだよな。そう言えば日まさにそこら辺の
ミュージシャンより面白いと言われた。音楽わからない
俺の方が面白いなんてな。あはは。世の中の皮肉って
もんだ。よーし!」
奇しくも二人は同時期に楽器を始めたのだった。日昌こと俺の知る由もなく。しかしベース、ベースだな。ベーシストがいない。ストーリーがこのまま進むとベースレスバンドだが、かのドアーズはベースレスバンドである。しかしドアーズの場合、低音はキーボードの低音で補っているからな。レイマンザレク、サイケデリック。そして、かのビートルズは不思議とメンバー四人は近所に住んでいたという。日昌、輝、ななも不思議とそれほど遠くない近所住まい。ベーシストだってこのまま直ぐに見つかりそうな勢いである。ななは忙しさもあって今のところ日昌、輝とは連絡は疎遠。しかし、なな、輝のギター、ドラムの上達に合わせるようにストーリーは進んで行くのであった。
日昌「この前原宿で路上してきてね。いやいや、新鮮だったよ。いつものあのカップルの男の子いるだろ?「原宿には日昌が沢山居る」んだってさ。ファッションやルックスが俺に似た人が多いんだそうだ。テンプレと言うか俺は千葉住まいだけれど東京人に近いのかもしれん。」
輝「ほら日昌さん。あの子可愛い!あの女性のファッション
俺の好みだなあ。」
日昌「また輝、君はだね。俺も女性に対してのは人の事
言えんが、伏せ気味の俺こそ伊達男なのかもしれん。
確かに可愛いな、あの子............。」
俺がぼけーっとする傍ら先ほど弾いていた俺のギターのメロディに輝は頭の中でドラムを合わせていたのだった。イメージの中で音楽をすることは楽曲を成長させるヒントでもある。輝のドラムの日々は俺には秘密に着々と進んでいるのであった。
輝「それじゃあ日昌さん。またファミマの店長の
ところ行って手伝いでもするかな。
日昌「ああ。またね。じゃあな。」
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める「アイドル...。うーん、それはそれで楽しいけれど、ベースは一人で弾くだけだ。今のところ。それはそれもそれで楽しいけれど...。この青のベース...。何だか何年も弾いてるけれど、バンド...。バンドで弾きそう...。ふああ、また自撮り投稿しよう...。今日は...。青のドレス衣装!!」
案の定の登場ではあるが、東京住まいのめるは8人アイドルの中の一人として活動する傍ら、家ではベースを弾いて楽しんでいるのであった。高校の頃からアイドルに憧れ、直ぐに事務所もそのルックスも相まって採用され、決まり、8人アイドル「カラフルムーン」の一人として活動の傍ら、同時に高校の頃からベースにも励んでいたのだった。まるで天使からの囁きのように、めるはバンドでのベーシストをこの先の未来として予見するのであった。青のベース。めるはカラフルムーンでも担当は青。めるの得意とする好きな色であった。めるはまるで昔の貴族のお姫様のような美しい姿の女の子であった。
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なな「うーん、読書も楽しいなあ。泉鏡花の外科室!!
出てくる医者の男の人、きっとイケメソだろうな。不思議な
巡り合わせ。恋愛。恋人か!うーん、あたしにも出来る!
きっとね。さてギターを練習だ!とりあえずFは出来るように
なった。簡単なコードってCって言われてるけど、ほんとは
Em7なんじゃないかな。うーん、発見.............。」
ななは昼と夜働きながらも青春真っ盛り。
ギターに本。しかしやはり疲れ気味。
うとうとしてしまったようだ。
うとうとうとちゃん............。
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日昌「バンド、バンドねぇ。」
イベンター「それではどうぞ。カラフルムーンで
色どりの flower !!」
日昌こと俺は地元津田沼に来たカラフルムーンの
イベントライヴに遭遇したのだった。ライヴは
インストアライヴみたいなもので30分で終了。
その後アイドル達にはお馴染みのチェキの時間となった。
この日はイベンター側の計らいでチェキをお客さんに
体験して貰いたいこともあり、一回は無料のチェキであった。
イベンター「8人の中から一人選んで下さい。
お一人とのチェキになります。」
日昌「よし、この子にしよう。
青色が好きな日昌こと俺は青の衣装の
めるを選んだのだった。めるの美しさも相まって。
日昌「ギター俺やるんだよ。最近は路上で
よく弾き語ってる。」
める「めるもベースをやるんだよ。」
チェキの後、日昌は何気なくめるにギターの話を
したのだった。イベンターからのチラシをみると
めるのSNSのアカウントが掲載されていた。
そのアカウントを日昌は帰りがけにフォローしたのであった。
日昌「めると言うのか。可愛いな。しかもベーシスト。
バンド、バンドねぇ。」
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輝「よし!そろそろ告白だ!」
なな「よし!そろそろ告白だ!」
残念ながらでもないが恋愛の話ではない。まるで図ったかのように輝は輝でドラムを、ななはななでギターをやっていることを日昌に打ち明けようと、違う場所で同じタイミングで思い立ったのであった。Just time!! No need a little time wake up ?
続く。
閃き次第、加筆してゆきます。
お楽しみに!!