ゆれゆれ動く君の心に、ゆれゆれ動く
ゆれゆれ動く君の硝子に、ゆれゆれ動く
春の夜風に話していても
君の暗さは涙の色で
緑色のカーデガンが
火山灰に乗って東京まで
飛んで行く
ゆれゆれ動く君の言葉に、ゆれゆれ動く
ゆれゆれ動く君の頭に、ゆれゆれ動く
僕の涙にかまけていても
損なことはないけれど
玉虫色のモードファッションが
土の下で唄って
ライターまでもアルペジオの指に
明るい光の下の半ばで
月の話の続きをしても
きっと夜空はダルく
大人の振りをやめた
ハンモックの終わりに
ゆれゆれ動く君の心に、ゆれゆれ動く
ゆれゆれ動く君の硝子に、ゆれゆれ動く
F、C(アルペジオ)
F、G
カポタスト②
Written by まりる。