昨日の貴女を重ねて | coloration extrême amour ♤♤♤
朝食にトーストを焼いた日には

ティファニーではなく

カルティエのブティックで

トリニティーの指輪を買うのだ

ジャンコクトーが嵌めたように

私も片仮名を羅列するように

指輪を幾つも嵌めてみる

二階から見下ろすありきたりな風景は

ロレックスに勤める彼女のように

総柄模様を黒く塗り潰したような

唐草模様とエスニックの融解のような

アイドルとヤニドルの境目で

清純を守る処女性の水晶玉に

コバルトブルーを限りなく透明に

翠の言葉と柔らかなクリーントーンと

カップルの情交の千の組み合わせ

ウッドストックのトイレで生まれた

赤子の明るい未来に

昨日の貴女を重ねて