インターハイ開催のため、中断していた高円宮杯U-18プレミアリーグが再開。8月28日(日)、プレミアリーグEAST第10節が青森山田高校グラウンドにて行われました。

 

 

前期9試合を終えて2位で折り返した青森山田高校と対戦するのは、流通経済大学付属柏高校。インターハイ準決勝では1-2で敗れただけに、「今日は絶対に負けたくない」とリベンジを誓い、強い気持ちでこの試合に臨んだ選手たち。開始2分、相手選手のハンドで得たPKをMF髙橋壱晟選手が決め、青森山田が先制します。

 

 

1-0で前半を折り返すと、64分には髙橋選手のゴールでさらに点差を広げた青森山田。髙橋選手はこれが今季6点目で、得点ランキング1位タイとなりました。

U-19代表GK廣末陸選手も好セーブを見せるなど守備陣も奮闘。2-0で青森山田が勝利し、勝点を20の大台に乗せて2位をキープしました。

 

 

 

相手の攻撃を体を張って封じ、無失点での勝利に貢献したDF橋本恭輔選手。

「インターハイでは2失点してしまったので、ディフェンスがしっかり締めて、今日は絶対に失点を0に抑えようという気持ちが強かったです。

インターハイの時はラインもズルズル下がっていたし、動けていなくて、自分たちのサッカーができないまま相手にやられてしまっていました。今回はけっこう体も動けていたし、インターハイの時と比べたら戦えたのかなと思います」

 

2得点でチームを勝利に導いた髙橋選手は、

「インターハイの時は、相手がどうこうというよりも自分たちが戦えていなかった。今回は良い準備をして、良い状態で試合に臨めたと思います。

全中も優勝して、プリンスも昨日大一番で勝ったので、自分たちAチームが負けてはいけないと思っていました。ここからが大事なんですけど、良い1勝だったかなと思います」

と、この試合を振り返りました。

 

 

4位・大宮アルディージャユースとの対戦となる次節は、守護神・廣末選手がU-19代表の海外遠征参加のため不在という状況に。

それでも髙橋選手は「そういう中でも勝っていけるのが、本当に強いチームだと思います。陸がいないから負けたと言われるのは嫌なので、しっかりいい準備をして臨みたいです」と、力強く語りました。

 

高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第11節

9月4日(日)11:00~ 

vs大宮アルディージャユース @NTT東日本志木総合グラウンド