開幕から2連勝したものの、前節は柏レイソルU-18に0-3で敗れた青森山田高校。5月1日(日)、「ホームなので、絶対に負けられない」(キャプテン/MF住永)という強い気持ちで、市立船橋高校とのプレミアリーグEAST第4節に臨みました。

  
 
一進一退の攻防が続いた前半を0-0で折り返すと、 59分、MF郷家選手が倒されて得たPKをMF高橋選手が冷静に決め、青森山田が先制。しかし71分、痛恨の失点。勢いづく市立船橋の攻撃を、GK廣末選手を中心に守備陣が懸命にしのぎきり、それ以上の失点を許さなかったものの、終了間際の決定機も決めきることができず、1-1で試合終了。

 

  
  
「点をいかに取られないか、少ないチャンスをものにするか、というしのぎ合いの中で、大崩れするようなチームは勝ち上がって行けない。隙を作らないということを、日常の生活も含めて、どれくらい突き詰めてやれるか」と黒田監督が語るこの厳しいリーグで、連敗することなく勝ち点1を得ることができた青森山田。ここまで4試合を終え、現在の順位は5位となっています。

試合後、キャプテンの住永選手と得点を決めた高橋選手にインタビューさせていただきました。

MF No.6 住永 翔
 
 
「率直な感想は、やっぱり勝ちたかったです。先制点を取ったところまでは良かったですが、そこから足が止まり、守勢になってしまったところが目立って、最終的に失点につながったと思っています。負けなかったということに関してはまだ良かったと思いますが、失点0を課題にやっていた中で、点を取った後の失点でした。サイドの選手の守備の仕方や、自分を含めてバックラインは声とかで修正できる部分もあると思うので、次節は絶対失点0で抑えるということを課題としてやらなければいけないと思っています」


MF No.10 高橋 壱晟
 

「去年であれば、追いつかれてももう1点取って勝ちきれる試合だったと思うんですけど、ディ
フェンスがせっかく頑張ってくれたのに、点を取りきれなかったのはすごく申し訳ないです。(あと1点、2点取りきるには)個人のシュートの技術や気持ちの部分など、一人ひとりが詰めるところをしっかり詰めなければいけない。前半はかなり集中して守備ができていたと思いますが、後半は自分のところでしっかり止めていれば、ああいう失点を招くことはなかったと思います。勝ち点を積み重ねていくことが一番大事なので、次のホームゲームでもしっかり勝ちたいと思います」


次節の高円宮杯U-18プレミアリーグEASTも、ホームゲームとなる青森山田高校。対戦相手は、勝ち点1差で追う現在3位の清水エスパルスユースです。

高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第5節
5月8日(日)11:00~ @青森山田高校グラウンド
青森山田高校 vs 清水エスパルスユース