トミー・アンゲラー「すてきな三にんぐみ」
今江祥智 訳
超有名絵本の愛蔵ミニ版です。店頭でみて思わず購入してしまいました。
絵も内容も大好きな絵本です。数年前にスケートデッキにもなってました。今でもインテリアとして欲しい逸品です。
さて、本作は素敵な三人の泥棒のお話しですね。泥棒は決して褒められませんが、この絵本の三人は憎めません。金持ちの馬車を襲うときはコショウで馬を止めて、大きな斧で車輪を壊し、大きなラッパ銃で脅します。
コショウ(笑)?不気味な斧で壊すのは車輪だけ?ラッパ銃は弾が出るの?とほんわかした雰囲気でお宝を奪っていきます。お宝がいっぱいなのに、三人は慎ましい生活を送っています。
お宝の代わりに拾った女の子や孤児を育てて村まで作っちゃう三人が魅力的でかわいい絵本ですね。
手のひらサイズのミニ版なのもあって魅力が倍増です。
まだ、未読のお子さんがいらしたら、ぜひ読み聞かせして欲しいおすすめの本です。