ルース・スタイルス・ガネット「エルマーとりゅう」

 ルース・クリスマン・ガネット絵 渡辺茂男 訳


 エルマーシリーズの2巻です。前回、動物島で竜を救ったあとの話しになっています。すぐの続きなので、読む場合は間を空けずにどうぞ。


 エルマーが竜の背に乗り、空を飛んで帰る途中に迷い込んだカナリア島での探検のお話しです。記憶の中の竜の好物のキャベツの名前が違っていて不思議な気分でした。「スカンクキャベツ」を腐れキャベツだど勘違いしていました。


 この探検で、エルマーは旧友と出会い、宝を手にして家に帰還します。児童書らしいワクワクの冒険です。やはり、いつ読んでも古臭さを感じない名作でした。