山本弘「幽霊なんて怖くない BISビブリオバトル部」。


 ビブリオバトル部シリーズの2巻です。

 学園部活小説なので、定番の「夏合宿」です。「本」を題材としているので、夏と言えばの「ホラー小説」と「戦争」がテーマとなっています。今回もSF、ノンフィクション、漫画、科学、児童書、図鑑など様々なジャンルが紹介されています。


 ホラー回は最近のSFのネタとなる古典SFの紹介と、後の「戦争」回につながる「人間」の怖さを感じられました。「戦争」回は、ノンフィクション作品が主体で、殺す側と殺される側の両方の作品が紹介されていて衝撃的でした。

 主人公の空ちゃんの「フィクションだからこそ正しいことを言う」はSFファンには納得の一言です。今回も、購入予定本が増えました。


 因みにサイン本です。


 今、読書週間?に入っていますが、夏休みに向けての本を探すのに今作を読むのをおすすめします。