長谷川まりる「杉森くんを殺すには」。
衝撃的なタイトルで選んだ児童書(ヤングアダルト)です。
主人公の女子高生ヒロが、自殺した親友杉森くんとの関係に悩みを抱き、乗り越えるまでを描いています。表紙のイラストよりもだいぶ辛辣な内容なので、注意して読んで欲しい作品です。
イジメ問題やLGBTQの問題、家庭環境など今の子供達を取り巻く様々な問題に挑戦している内容です。小学校高学年から上の世代は、大人も含めて読んで欲しいおすすめの本です。
地元紙東奥日報 の紙面で紹介され、タイトルが気になり読んだ本です。
長谷川まりるさんの作品は「お絵かき禁止の国」を以前紹介しました。その作品も含めて、現在の切り取り方が鋭くおすすめです。他の作品も読んでみたいですね。
