先日本屋に行ったところ、懐かしい本を見つけました。
最近続編が出て話題にもなりました。
最初の本が出品されたのは、私が高学年の頃。
珍しく母が買ってきたのです。
母は生きていれば今年90歳。
戦時中は東京の下町に住んでいて、学童疎開を経験しました。
田舎のお寺に疎開し、終戦後祖父が迎えにきてくれた時は本当に嬉しかったと何度も話していました。
あのまま迎えが来なかった友人もたくさんいたに違いないと。
そんな時代のことも知って欲しくて、私に読ませたかったのかもしれません。
懐かしくて、続編買おうかなと思ったら、
みっちゃんが「よみたい!」
えっ!本読みたいの?
とっとちゃん読んだことあるの?
「ない」
読みたいならと、一巻目を購入しました。
続編はカバーがかかってないけど、一巻の方はビニールに覆われていました。
続編を見てみると、難しい漢字にはふりがながあり、みっちゃんも読めそう?
声に出して発音することは難しくても、漢字としての意味はわかるみたい。
でも全てではなく、どこまで理解しているかも11年経つけど、私には把握できていません。
お風呂の中で聞いてみました。
とっとちゃん、読んでる?
「うん」
漢字読める?
「わからない」
何となく意味はわかる?
「うん」
毎日少しずつ読んで、最後まで読めたら、また初めから読んでみるとよくわかるよ
「うん」
続編も読みたいと言ってくれるのを待とうと思います