実家に帰省中、ふと思い出した。
「懐中電灯はどこ？」
「あれー、どこに行ったかなぁ」
単一電池をたくさん入れる大きな懐中電灯があったはず。
家の中を見回すと、仏壇の横に携帯用の物が置いてあった。
100均のだけどLED で明るい。
それを家の鍵をかけてあるフックの横に掛けてきた。
「電池は？」
春に帰省した時、使用済みの乾電池を山のように処分した。
でも新しい電池は一つもなかった。
「単三と単四の電池買っておいてね」
そういえば玄関に非常持ち出し袋があったはずなのに、ない
物置に埃を被った状態で見つかった。
白い（茶色い）布製の袋には
「平成11年開町◯◯周年記念」と書かれていた。
中には軍手、レジャーシート、ラップなど。
ウェットティッシュが乾燥してカラカラになっていた。
食料は入ってない。
袋の表には、住所、名前、電話番号、血液型を記入するようになっていた。
今なら個人情報で問題になりそうだけど、
私はその上に、大きく自分の携帯番号を書いた。
その袋を洗濯して、
「乾いたら中の物を入れて、玄関に置いてね」
実は2年前次女が、令和6年1月10日十勝沖地震が起きるって予言あるんだけど、と連絡してきた
地震なんて気象庁も予測不能なのに、と思いつつ、ずっと気になっていた
今年のお正月は父が私の家に来ると言ってたので、その日は回避できると少し安心していたけど、
結局来なくなって、
その日は翌日に迫っていた。
でも私は9日に帰る。
結局、十勝沖地震は起きなかったが、元日に北陸地震があり、全くのデマとも言えない。
単なる偶然？
飛行機に乗っても、羽田空港の事故の事を考える。
杖は棚の中に仕舞われて、いつも私の背では届かない。
これからは前の座席の下に置こうか。
緊急着陸したらどこかに転がってしまうから、やっぱり棚の上が正解？
だいたいあの滑り台、絶対にうまく着地出来ずに怪我しそう
そんな事を真面目に考えた帰省だった。
今日は大雪。
被災された方々が、暖かく過ごせるよう祈るばかりだ。