先日、膀胱鏡検査をしました。
その前日、私が尿瓶をあてていたら、後半血尿を発見。
慌てて看護師さんに話し、先生に連絡がいきました。
黒い下着を履き、洋式トイレに座って用を足すみっちゃん。
もしかしたら、何か違和感があったかもしれない。
でも、私は異変に気付きませんでした。
悪い結果が出たら?
ずっと、ずっと、考えていました。
あの日、突然決断に迫られて、私は「死」を選びました。
でもみっちゃんは生きてくれた。
たった二年半で、また決断しなければならない。
だけど、本人が望まなかったら、
話せないみっちゃんを無視して治療を進めていいのか?
本人の希望通りにしたほうがいいのか?
診断結果はストレッチャーに寝かされたみっちゃんと二人で聞きました。
本人に告知するの? 驚きました。
白いかたまり、赤いイクラ状のもの。
たくさんの画像があります。
ひとつずつ丁寧に説明してくれ
「膀胱がんではありません」
力がぬけて、大泣きしてしまいました。
廊下で別の看護師さんに
「先生に何か言われたの?でもご本人もいるから、ね」
「違うんです。大丈夫だったんです」
言葉にできなくて、また大泣き。
とりあえずひとつクリアしました。