こんばんは。市内は雪が凄いですね。土曜日夜は死にそうになりました笑

 

 

さて、2/16は第8回定期勉強会を開催してきました。

 

 

11月の勉強会からの続きという事で、上肢機能をテーマにしました。

 

堅苦しい座学は、姿勢制御に関する神経生理学・解剖運動学を中心に。

 

 

手背と手掌の受容器に応じた感覚入力や腹内側系と背外側系のコンビネーションを上肢操作で誘導するポイント

 

などを共有しました。

参加者が全員OTだったので、上肢手への介入に対する関心の高さが伺えました。

 

 

 

 

 

 

必要な感覚情報があれば、手指の伸展運動が自律的に起こる、という事を体感する実技↑

 

 

 

回復期のステージの対象者はこのやりとりでも十分な変化を知覚出来ます。

 

 

やっている事がシンプルですが、こだわる要素がいくつかあって、これが自分が大事にしている所。

 

特に随伴性のApASから先行性への移行を図る、という側面です。

 

 

難解な神経システムも環境や課題との関係性を探れば、すぐに体感する事が出来ます。

 

↑は姿勢筋緊張の変化と空間適応

 

 

 

 

 

固有感覚の促通や抑制コントロール。

どこを促通したいのか、その時余計な力みや所謂悪い代償、をどう捉えるのか。

 

 

今回はヒューター三角をkey areaにし、三頭筋長頭をagainst movementに使う事に着目しました。

 

  

 

 

 

 

よく勘違いされる、表面的な感覚・知覚への介入では、変化が出づらくても、そこに運動学習の要素を+する。

 

分析した仮説に対して、構造的な介入をする。

 

今回はこの流れで上肢に対する介入をしたので、皆さん色々な氣付きに繋がったみたいです\(^_^)/

どんどん臨床で使ってもらいたいです。それでまたブラッシュアップしていければ、研究会が活きてきます。

 

 

プレーシングは最後の最後になってしまいましたが、次回は3/16は今回の復習とプレーシングコントロールから繋がる作業活動の視点をお伝えしていきます。

 

 

参加された皆様ありがとうございました。