こんにちは。

副代表も森内です!

 

 

最近は足について考えることが多く臨床でも介入することが増えてきています。

 

 

片麻痺の患者さんの痙性について臨床でよく考えることがあると思います。

 

 

装具付ければ大丈夫でしょ?

と考えるのも良いと思いますが、装具をつけると痙性は高まり、月日が経過すると装具なしでは生活できなくなります。。患者さんにとっては一大決心かと思います。(ちゃんとリスクも説明していたらですが。。)

 

それを自分自身のことだと考えると、家の中で裸足でいたいときってあるじゃないですか。

そういう時にも動くとなると装具がないとダメって私にとっては窮屈で。

長距離歩く時だけとかなにか特定の作業の時だけつけるのは良いですが、常につけるのは私だったら嫌です!

 

 

自分の立場ならどうするか。

セラピストなら装具が必要な方であっても足部について考えることが必要ではないかなと思います。

 

 

足は以前記事で書いたように身体の中の土台であり、

バランス反応としても

・視覚

・三半規管

・足部

の3つの調整に伴ってバランスを取りますよね。

 

 

その足が装具で硬い状態に常になっていたら身体のバランスは崩れるのは容易に想像できるかなと思います。

 

考えるといってもアプローチしていく中で足部って実際のところ難しいです。

手と並んで多くの骨がありますし、靭帯や筋肉もたくさんあって。ということは関節面もたくさんあって。。

 

 

その中で最近着目しているのは『距骨』

足部の中で距骨は筋肉が唯一ついていない骨であり、

荷重そしてバランスの役割をきたしています。

距骨が脛腓骨の間にしっかりはまらないと背屈はおきませんし、痙性の場合、距骨が回外していることが多くみられます。

 

そのため、距骨を回外方向にアプローチしていくと、距骨の動きが出るようになり、歩容がだいぶ変化しました!

といっても距骨だけでなく、足部全体のバランスを整えていきましたが、バランスが整うと足部の動きで膝関節が容易に反応したり、立位であっても荷重コントロールが出来るようになったり、全身の運動パターンが変わりました♪

さらにそこからボディワークへと繋げていきたかったのですが、時間の問題で出来なかったので次回挑戦していきます!

 

 

何より嬉しかったのは、

「歩けるようになりたい!」と患者さんから話されたこと。

今までは、車椅子での生活で良いよと言われていたのが気持ちの変化が生じたこと。そういうのが臨床の嬉しさではないでしょうか?

 

 

青森セラピスト研究会では、このような臨床の嬉しさや知識や情報などを共有していきながら、成長していけるような繋がりを大切にする会にしたいと考えています。

 

この前とあるセミナーで

「行動しないと何も変わらない。行動することが失敗でも成功でも行動しないとなにも見えてこない」という話を聞きました。

考えるより行動しましょう!

 

 

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